WineList 【 i-8558 】

エトナの畑単位の個性を表現
CONTRADA

 

 

標高750mの畑 Porcaria

トリノーロを送り出し、トスカーナの無名の地、サルティアーノを一躍有名にしたアンドレ・フランケッティ氏。そのフランケッティ氏がもう一つワイン産地として求めたのがシチリア。
東部カターニャ県、エトナ火山の北斜面の標高600〜1000mの溶岩がゴロゴロしている畑から2000年試験醸造して満足がいく結果を得、さっそくブドウ畑を購入しました。
翌・2001が初ヴィンテージとなったパッソピシャーロは、ネレッロ・マスカレーゼからの赤ワイン。
2008Vntが初リリースのコントラーダは、このパッソピッシャーロと密接に関係する、あるコンセプトを持ったワインとなります。パッソピッシャーロがエトナ山に存在する複数の畑で取れたブドウをアッサンブラージュした上でボトリングされるのに対し、コントラーダは畑の位置する高度の違いとそれに由来する土壌の違いを表現する為、単一クリュワインとしてボトリングされたものです。


新ヴィンテージ 2009 が入荷

 

 

パッソピシャーロコントラーダ
ポルカリーア 
シチリア・赤

Passopisciaro.Contrada
2009 Porcaria
Sicilia Rosso I.G.T

産地 : イタリア、シチリア州(19)エトナ山の北側斜面
海抜750mのポルカリーア畑
土壌 : 溶岩灰
植密度 : 本/ha
ブドウ樹齢 : 80〜120年
生産者 : アンドレ・フランケッティ氏
(トリノーロ、オーナー)
責任者 : リンチェンツオ・ロマウロ
ブドウ品種 : ネレッロ・マスカレーゼ100%
アルコール度: 15.0%
容量 : 750ml
生産量 : 1,500本
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ

〜フランケッティ氏コメント〜
畑名の意味は「豚のいる場所」。海抜750メートル、理想的な高度に位置する広大な畑。まるで飛行機のような形をした畑で、北向きに突出している。そしてここは、山の裏側に太陽が落ちるまで最も長く太陽光が降り注ぐ。ワインは豊かでみずみずしく、アロマが絶えず変化していく。濃く、骨格がしっかりしていて、すこしキャラメリゼした砂糖の香りがする。

 

 「コントラーダ」とは、イタリア語で「名前がついている畑の区画」のことを意味します。
4つのクリュがあり、樹齢80〜120年という古木からなるネレッロ・マスカレーゼ100%で、中にはプレフィロキセラの木も含まれているとのこと。それぞれ1500本ずつという極めて少ない生産量となっております。パッソピシャーロが「全体の調和」を目的したワインであるとすると、コントラーダはそれを構成する「部分の個性」を表現するワインであると言えるでしょう。

 

 

 

◎エトナ山の土壌についてのフランケッティ氏のコメント◎
トスカーナのあたりでは、通常標高400メートルくらいまでしかワイン作りはされていないが、シチリアでそれ以上の標高で挑戦してみた。昼と夜の温度差がかなりあるので、たいへんワイン作りに適している。このあたりは、概して火山性の土壌なので、たいへん細かい火山灰などを含んでおり、コーヒーの粉のような細かさである。この種類の土は、表面は温度が高くても内側は温度が低く保たれ、湿度も保たれるため、ここで作られるブドウには温度や乾燥によるストレスがない。

日本では、初ヴィンテージのパッソピシャーロ2001から
「トリノーロ」のフランケッティがシチリアに進出したとして
ワイナート「シチリア特集」 2004 夏号の表紙をかざり、大きく取り上げられました。

アンドレア・フランケッティ氏のワイン

 i-5487 テヌータ・デ・トリノーロ、トリノーロ 2001

 i-5487_05 テヌータ・デ・トリノーロ、トリノーロ 2005

 i-5488 テヌータ・デ・トリノーロ、レ・クーボレ・デ・トリノーロ 2003

 i-5488_05 テヌータ・ディ・トリノーロ、レ・クーボレ・デ・トリノーロ 2005

 i-8550 パッソピシャーロ 2005

 i-8552 パッソピシャーロ、グアルディオーラ 2007 ビアンコ

 i-8555 パッソピシャーロ、コントラーダ ランパンテ

 i-8556 パッソピシャーロ、コントラーダ キアッペマチ−ネ

 i-8857 パッソピシャーロ、コントラーダ シャラニオーヴァ

 i-8858 パッソピシャーロ、コントラーダ ポルカリーア

 F-7785_07 ザ・ワインメーカーズ・セレクションNo3 オー・メドックAC


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