ドメーヌ・ポール・マス
Les Domaine Paul Mas
<ドメーヌの歴史>
1892年、初代オーナーのオーギュスト・マス氏がラングドックの地に9haのぶどう畑を購入。このときにこのドメーヌの歴史は始まりました。その後、順調に畑を拡大し現在、4代目オーナーとなったジャン・クロードとミシェルの兄弟で素晴らしいワインを世に送り出そうと日々努力をしています。
<ドメーヌの基本コンセプト>
伝統的なワイン造りを守りながら、常に新しいワイン造りに挑戦し続けることを基本コンセプトとしている生産者で、その伝統的なスタイルのワインがエステートワインである「ドメーヌ・ポール・マス」です。そしてエステートワインではないものの、市場のトレンドをうまく掴み、ドメーヌの伝統に決して囚われず、新しいスタイルを追い求め誕生したワインが「イル・ラ・フォルジュ」です。
ドメーヌを代表するエステートワインとして、長期熟成型のボルドースタイルのワインを目指しています。 <畑について> <醸造・熟成> |
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●F-4735
Dm.ポール・マス、カベルネ・ソーヴィニヨン/シラー1999Vdpドック |
ひとつのトレンドと言えるオークの風味と果実味がうまく融合した味わいをコンセプトに、ニューワールドのスタイルを参考に造ったワインです。「イル・ラ・フォルジュ」はエステートワインではありません。しかし、自社畑のブドウ同等の品質をもった優良契約農家のブドウからつくられた、エステートを越える品質を誇るワインです。 <畑について>
赤は主に借地契約しているミネルヴォアの日当たりの良い土地で収穫したブドウを使用。白はブランケット・リムーで有名なリムー地区の優良契約農家で収穫されたブドウを使用。 <醸造・熟成> | ||||||||||||
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<フィルタリングについて>
フィルタリングに関しては、ノンフィルタリングではないものの、ワインのもつ個性やボディを最優先し、それを損なわないようにするために極力粗めにしています。因みにドメーヌ・ポール・マスでは約1ミクロンのフィルターを使用。他の大手ネゴシアンワインはおおよそ0.4ミクロン程度のフィルターを使用しているようです。これも、このワイナリーの品質へのごだわりのひとつです。
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