ビービー・グラーツ
ソッフォコーネ　ディ・ヴィンシグラータ　
トスカーナ・赤

Bibi Graetz
2003 Soffocone di Vincigliata
Rosso Toscano I.G.T

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産地 ： イタリア、トスカーナ州
生産者 ： カンティーナ・マッタ社
オーナー　：　ビービー・グラーツ
醸造コンサルタント　：　アルベルト・アントニーニ氏
ブドウ品種 ： サンジョヴェーゼ・グロッソ約７０％、コロリーノ、カナイオーロ、モスカートネロ、マルヴァジアネラ併せて約３０％
醸造・熟成　：　新フレンチバリックにて醗酵後、同じバリックにて１５ヶ月熟成
アルコール度 ：　１３．５％
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン。フルボディ
標準小売価格　：　\8,400.

猛暑に見舞われた2003年。
近隣の畑は例年よりも一ヶ月近くも収獲が早くなってしまった中、グラーツ氏は自分の畑のポテンシャルを信じ収獲を我慢しました。結局グラーツ氏の畑は例年より数日だけ早い10月第一週に収獲が出来た事で悪条件が好転しブドウはよく熟し凝縮した果実味を得ることが出来ました。

結果、2003年はグラーツ氏も
「過去最高の出来栄え」と語る偉大なヴィンテージとなりました。

　

ビービー・グラーツの名を世に知らしめたのは、2000年の初ヴィンテージとなった「テスタマッタ」でした。この「テスタマッタ 2000」は世界最大のワイン見本市Vinexpo でのル・クラスマン著者のミシェル・ベタンヌ、世界のトップ・ワイン・ジャーナリスト15名、2003世界ソムリエ・コンクールの上位入賞者6名によるブラインド・テイスティングにおいて、30,000本の中から見事、赤ワイン部門でトップの座を獲得したことでした。
この奇跡のような出来事に、ヴェロネッリ誌は“今回のVINITALYで最高のワイン”とさえ絶賛したのでした。

Soffocone di Vincigliata(ソッフォコーネ・ディ・ヴィンチリアータ)は条件的に厳しかった2002年に、ビービーが「ファンに最高の味をお届けする為」にと断腸の思いでテスタマッタをネガティブセレクトして一枚落とした事で産まれたテスタマッタのセカンド‘グリッリ’の中から、「限定アイテム」としてセレクトしたアートラベルです。

ラベルの絵はグラーツ氏が美術学校時代に描いたものです。芸術家一家として育ったグラーツ氏ならではのものです！

ビービー・グラーツは現在ボルドーでも話題になっている、“新樽にブドウを直接入れ発酵させる”手法の先駆的ワインの作り手ででもあります。