トスカーナ州

 ポデーレ・ラ・カッペッラ
Podere La Cappella


地元エノテカも喉から手が出るほど欲しい超入手困難ワイン
ポデーレ・ラ・カッペラ カンティコ 

ルカ・ダットーマと頑固オヤジの偉大なるメルロー

ワインスペクテーター:91点(2001.11.15号) ワインセラー:92点(2001.6.7号 ラッパリーターは88点)、そして2001年リリースされたイタリア専門誌、ESPRESSOではSarranno Famosi (「いづれ有名に」の意)とうたわれたカンティコ。すでにイタリアではトップメルローの仲間入り。今回御紹介するこのワイナリーの他のワインもすべて、高評価を得ており、フィレンツェの一流レストラン「エノテカ ピンキオッリ」のワインリストにも入っています。これだけを聞くと、なんてマーケティング戦略にたけた大企業ワイナリー、もしくは資本力のある貴族ワイナリーかと勘ぐってしまいます。

しかしキアンティの中心部サンドナート村にある小さなワイナリーを訪問し、オーナのブルーノさんにお会いすると、「傷と土だらけの手をしたこのオヤジさんは、ブドウ畑とワイン以外の世俗的なことに興味あるはず絶対ない!」と妙な納得をさせられ、しかしそれに代わって、その葡萄や畑、そして自然に対する姿勢そのものが世界のワイン界の評価に値する凄い説得力をもっていたのでした。手間とコストのかかる有機栽培を実践し、有機農法ワイナリーとして認定もされているにもかかわらず、特にそれを「売り」にするわけでもない。こちらからこわごわ「オーガニックにした理由は、、、」などとありきたりな質問をすると、普段は怖いお顔が緩んで出てきたセリフは「葡萄に一番いいことをやってたら、それが世間ではたまたまオーガニックと呼ばれていただけだったんだ。」 イーゾレ・エ・オレーナへの葡萄卸業から、自分でワインをつくりはじめ、1995年からルカ・ダットーマにコンサルティングを依頼し、その名は口コミで除々に広がっていきました。最強の畑職人がつくる極上の葡萄と一流のエノロゴ、そこから生み出されるものは文句なしに最強なのだということが、このワインを飲むと分かっていただけると思います。(インポーター・リリースシートより)

全て有機栽培です。(検査認証機関:スオロ・エ・サリューテ)
アグロノモ(栽培責任者):ブルーノ・ロッシーニ、ファブリッツィオ・モルタル
エノロゴ(醸造責任者):ルカ・ダットーマ

 

 

 

ポデーレ・ラ・カッペッラのワイン

i-5011 ポデーレ・ラ・カッペラ、カンティコ 1999
i-5404 ポデーレ・ラ・カッペラ、コルベッツォーロ1998 
i-5404b ポデーレ・ラ・カッペラ、コルベルツォーロ1999
i-5405 ポデーレ・ラ・カッペラ、クエルチオーロ キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ1998
i-5425
ポデーレ・ラ・カッペラ、ポッジョ・カンポローネ1999 IGT