プラネタ社 Planeta


シチリアで葡萄造りに300年以上たずさわるプラネタ家の、現オーナーはディエゴ・プラネタ氏。シチリアにはイタリア最大の生産者組合であるセッテソリがあり、この組合に全ての葡萄を売るのが常だった。この組合にはプラネタ家は設立以来の組合のメンバーであり、かつディエゴは組合長を務めていることもあり、それは当たり前のことでした。しかしイタリア北部で萌芽し全土に広がった自社ブランドの確立のトレンドは、ディエゴ氏をも動かし、1985年プラネタ・プロジェクトが始まったのです。
このプロジェクトは、ディエゴの娘フランチェスカ、甥のアレッシオとサンティという3人の若者に委ねられました。このプロジェクトはまず畑からはじまり、改植と仕立の変更と新たな畑の購入し、現在4つの地域に200ha余を所有しているが、さらに増やすという。歴史あるシチリアの葡萄とそのDOCの復活を目指し、さらには洗練され魅力的なシチリアワインの確立というプロジェクトの過程で1996ヴィンテージのシャルドネがトレ・ビッキエリを獲得したのです。これによりプラネタの名が世界に知れ渡ることになったのです。
彼らの目標はカルトなワインを造ることではなく、皆に親しんでもらうことなので、生産量は非常に多いのですが、それでも需要に追いつかないのが現状だという。

シチリア島(プラネタの主なワイン産地図)

生産地域と畑

◆サンブーカ・ディ・シチリア地域 :ウルモワイナリーがあり、国際品種の栽培も多く、白ワインの主産地となっている。
ウルモ畑(53ha)、マロッコリ畑(28ha)

◆メンフィ地域 :2つ目のワイナリー、ディスペンサ・ワイナリーがある。赤ワインの生産が多い
ディスペンサ畑(60ha)、グッラ畑(28ha)

◆ヴィットリア地域 :シャルドネで有名になったが、最近ネッロ・ダヴォッラからDOのチェラスオーロ・デ・ヴィットリアをリリース。
ドッリ畑(17ha)

◆ノート地域 :シチリアの南東ネッロ・ダヴォッラの故郷アヴォッラの近くなだけにこの品種のメイン産地。セラーを建築中。
ヴォニヴィーニ畑(30ha)

プラネタのワイン

■ ラ・セグレタ レンジ ■

 ■ D.O.C ■


ラ・セグレタ・ビアンコ


ラ・セグレタ・ロッソ


チェラスオーロ・ディ・
ヴィットリア

 

■ テロワール レンジ ■


アラストロ


サンタ・チェチリア

 

■ ヴァラエタル レンジ ■


シャルドネ


メルロ


ブルデーゼ
(カベルネソーヴィニォン)


シラー


コメタ

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プラネタでは【エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル】も生産しています
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