アイリーのフラッグシップ
設立当初の古木から
生まれるピノ


WineList
【 Us-6586 】

ジ・アイリー・ヴィンヤーズ
オリジナル・ヴァインズ 2013 ピノ・ノワール
ダンディ・ヒル 赤

The Eyrie Vineyards
Original Vines 2013 Pinot-Noir
Dundee Hills AVA


産地 : アメリカ、オレゴン州、ダンディ・ヒルAVA 
生産者 : アイリー・ヴィンヤーズ(1966年設立)
ワインメーカー : ジェイソン・レット
ブドウ品種 : ピノ・ノワール
栽培 : 1965−74年に植えた南東・南西向き斜面の2.8haの畑。100%自根。火山性粘土質。
クローン: ヴェイデンスヴィル、ポマール、アップライト。有機認証。
醸造 : 自生酵母による自然発酵。一日3回パンチダウン。フレンチオーク旧樽で18ヶ月熟成。無清澄・ノンフィルターでボトリング。
瓶詰 : 2015年5月
アルコール度 : 13.0%
生産量 : 446ケース
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。 ミディアムフルボディ
評価 : Wine Enthusiast 94pts/ Vinous 93pts/ Wine Advocate 92pts

ワイナリー設立時に植えられた自根の畑から造られるアイリーのフラグシップ。
淡い色調で、透明感のある赤い果実のアロマにミネラルが混じる。中間から後半にかけ膨らみが増し、ほのかな塩っぽさが最後に伴う。2013年はきめ細やかなテクスチャーのもと、エレガントな長い余韻を残す。

 

 

ヴィンテージ特徴

2013年は春先から8月中旬まで温暖な気候が続き、早期の収穫が予測されたが、9月初旬から曇に覆われ、さらに9月終盤の台風と雨により、ブドウの糖度上昇はストップした。自然な酸が保持され、アルコール度は13%と低くなった。

 
 
アイリー・ヴィンヤーズはダンディ・ヒルズに4つの自社畑を所有し、最初に植えられたサウスブロックの畑からは長期熟成に耐えうるリザーブワインが造られる。伝統的なブルゴーニュ・スタイルを継承し、野生酵母による自発的自然発酵が行われ、ワインは全て使い古しのパンチョンで仕込まれる。どのワインも非常に繊細なスタイルで、数年寝かせるとすばらしい熟成味を醸し出す。
ブドウを最初に植えたヴィンヤードの杉の木に鷲の家族が舞い降りたところから、アイリー(高巣)がワイナリー名になった。セラーはマクミンヴィル市のはずれにある。
(インポーターのリリースシートより抜粋)
 
<オレゴン、ピノ・ノワールの父と呼ばれる『デイビッド・レット』>

ジェイソン  &  故、ディヴィット・レット
 
1979年、パリで行われたブラインドによる比較試飲会(ゴー・ミヨー主催)。この試飲会で名高いブルゴーニュを尻目に第3位に輝いたのがオレゴンのジ・アイリー・ヴィンヤーズ。この結果に疑問を抱いたドルーアンはより厳密な試飲会を要請します。そして翌年の1980年ヨーロッパの専門家からなる審判団がドルーアンの招請をうけて、ボーヌの旧ブルゴーニュ公の裁判所に会し、ワイン12品をブラインドでテイスティング。ドルーアンは、ブルゴーニュ6品(シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ’61、ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ’78、シャンボール・ミュジニー’59など)を、他各国のピノ・ノワールが含まれていたと言います。その結果は.....第1位こそ、ドルーアンのシャンボール・ミュジニー’59(70点)だったものの、2位は僅差で、オレゴンのアイリー・ヴィンヤーズ’75(69.8点)、3位がドルーアンのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ’61(66.5点)という評価だったのです。
この結果は、ブルゴーニュの名門ジョセフ・ドルーアンをも動かし、オレゴンへの進出を決意させることになったのです。
ドルーアン・オレゴンのワイン→
ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン、ピノ・ノワール“ロレーヌ”

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