「オレゴンのピノ」と言われ、伝説的に語られる
デイヴィッド・レットのピノ・ノワール


WineList
【 Us-6582 】

ジ・アイリー・ヴィンヤーズ
オレゴン ピノ・ノワール
ダンディ・ヒル 赤

The Eyrie Vineyards
2005 Oregon Pinot-Noir
Dundee Hills AVA


産地 : アメリカ、オレゴン州、ダンディ・ヒルAVA 
生産者 : アイリー・ヴィンヤーズ(1966年設立)
ブドウ品種 : ピノ・ノワール
ワインメーカー : ディヴィッド・レット
アルコール度 : 13.5%
生産量 : 約8,000ケース
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ

淡くおとなしいルビー色。優しく穏やかなイチゴやチェリーなどの果実味で、少し還元状態(熟成味)にあるような奥深い味わい。控えめながらしっかりしたタンニンはバランス良く全体を整えています。アメリカのピノ・ノワールというより、ボーヌのピノ・ノワールに近い印象です。

 
アイリー・ヴィンヤーズはダンディ・ヒルズに4つの自社畑を所有し、最初に植えられたサウスブロックの畑からは長期熟成に耐えうるリザーブワインが造られる。伝統的なブルゴーニュ・スタイルを継承し、野生酵母による自発的自然発酵が行われ、ワインは全て使い古しのパンチョンで仕込まれる。どのワインも非常に繊細なスタイルで、数年寝かせるとすばらしい熟成味を醸し出す。
ブドウを最初に植えたヴィンヤードの杉の木に鷲の家族が舞い降りたところから、アイリー(高巣)がワイナリー名になった。セラーはマクミンヴィル市のはずれにある。
(インポーターのリリースシートより抜粋)
 
<オレゴン、ピノ・ノワールの父と呼ばれるトリビア>
1979年、パリで行われたブラインドによる比較試飲会(ゴー・ミヨー主催)。この試飲会で名高いブルゴーニュを尻目に第3位に輝いたのがオレゴンのジ・アイリー・ヴィンヤーズ。この結果に疑問を抱いたドルーアンはより厳密な試飲会を要請します。そして翌年の1980年ヨーロッパの専門家からなる審判団がドルーアンの招請をうけて、ボーヌの旧ブルゴーニュ公の裁判所に会し、ワイン12品をブラインドでテイスティング。ドルーアンは、ブルゴーニュ6品(シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ’61、ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ’78、シャンボール・ミュジニー’59など)を、他各国のピノ・ノワールが含まれていたと言います。その結果は.....第1位こそ、ドルーアンのシャンボール・ミュジニー’59(70点)だったものの、2位は僅差で、オレゴンのアイリー・ヴィンヤーズ’75(69.8点)、3位がドルーアンのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ’61(66.5点)という評価だったのです。
この結果は、ブルゴーニュの名門ジョセフ・ドルーアンをも動かし、オレゴンへの進出を決意させることになったのです。
ドルーアン・オレゴンのワイン→
ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン、ピノ・ノワール“ロレーヌ”

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