WineList 【 Us-325_07 】

過去に8回も100点を獲得した
カルトなワイン

 

昨年を含めて過去に8回パーカーより100点を獲得しており
アメリカの国内市場では顧客名簿を通してのみの販売となり
名簿に登録してもかなりの順番待ちを余儀なくされるという
超入手困難なワインとなってしまった

“シネ・クア・ノン ”2007が入荷!
(2010年4月)

 

今回のワイン名とエチケットの由来

マンフレッド・クランクルは今回のラベルデザインについてこう語ります。

私の一番好きな画家のゲルハルト・リヒターは自分の芸術について『私は自分の芸術のテーマをいつも変え明確にしない。不確定、無限なことが好き。』と語ります。
私も常に変化に対しオープンでいたいと思っていました。

「Label」はその言葉通りの意味以外にも色々と意味があります。(名詞では「レッテル」、「ブランド」の意、動詞では「分類する」など・・)
「ラベル」は想像力を働かせることを妨げ、嘘を促進させます。また一度付けられた「ラベル」のイメージを覆すことはとても難しいです。
2007年ヴィンテージのエチケットを作り始めた時にもその思いが頭に浮かびました。
人や物事にラベル(=レッテル)を貼る事、自分に貼られたラベルと戦うことは今回のエチケットのコンセプトになりました。
「綺麗」・「醜い」は単に良いと悪いの隠喩でしかありません。人間とは審美眼のない、ステレオタイプを好む生き物でありだからこそ物事にやたらと「レッテル」を貼りたがります。そして人はその固定観念に左右されます。
我々人間は何故か慣れている事、知っている事、安定している事に引かれチャレンジすること、思いがけない事、慣れていないこと、「綺麗でない」事を避けます。

 

新しいアイディアを持った人はそのアイディアが認められない限り「変わり者」として扱われます。
私の感覚が正しければグルナッシュは柔らかく、暖かく、瑞々しいワインで、お世辞にも「綺麗な」イメージのあるワインではありません。我々の2007年のグルナッシュもその通りになったので"PICTURES"と名付けました。
2007年は人を愉快にさせるヴィンテージです。リッチでフレーバーの豊かなワインでありながら大袈裟すぎない。2007年の収量は2006年と2005年に比べて若干少なかったがシラー、グルナッシュ共にSine Qua Nonの真髄を表しています。


シネ・クア・ノン、“レーベルズ” シラー

Sine Qua Non. "Labels" Syrah 2007

生産地 : カリフォルニア、セントラルコースト
生産者 : マンフレッド・クランクル
ワインメーカー : マンフレッド・クランクル
ブドウ品種シラー89% グルナッシュ7% ヴィオニエ4%
(大部分はEleven Confessionより、その他はWhite HawkとBien Nacidoの畑より収獲。)
熟成 : 65%新フレンチ・バリック、35%1〜4回使用バリックにて約22ヶ月熟成。
瓶詰 : 2009年7月に瓶詰めを行い、2010年4月1日に世界同時リリース。
アルコール度 : 15.3%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン、フルボディ
2010年4月2日入荷 ⇒ 

 
   昨年8月の試飲の時点ではまだ名前が付いていませんでした。
Sine Qua Non Labels (Not Yet Named Syrah) 2007…(95-98)暫定評価
[ロバート・パーカーのコメント抜粋]
まだ名前の決まっていない2007ヴィンテージのシラーは、4か所の畑から収獲されたシラー89%、グルナッシュ7%、ヴィオニエ4%をブレンドしている。
濃い紫色の外観、黒鉛、春の花、ブルーベリーやブラックベリースパイスの美しいブーケが表現されている。素晴らしい果実味でシルキーなタンニンの層と質の良い酸味が継ぎ目なく組み合わさってワインのストラクチャーとなっている。既に美味しいが、瓶詰後には更なるニュアンスが加わるだろう。

 

[ステファン・タンザーのInternational Wine Seller]
2007"Labels"Syrah…94pt
真黒な紫。ブラックラズベリーと砂糖漬けのブルーベリーのセクシーなアロマ。ビャクダンと砕いた胡椒とカンゾウと共に色っぽいアジアのスパイスが活気にあふれた複雑を与えている。シルキーで甘く力がみなぎっており、ジューシーな赤や黒の小さい果実の味わいで、タンニンやエッジは荒さが無い。空気と共に重厚感を増しスモーキーなキャラクターとなり、ジューシでしなやかな黒や青の小さな果実のフィニッシュ。

 

 

 過去のシネ・クア・ノン 100点のワイン

[パーカー100点獲得ワイン]
2000 Suey TBA (100% Botrytised Roussanne)…Wine Advocate # 154
2002 Just For The Love Of It (Syrah)…Wine Advocate # 154
2003 The Inaugural (Syrah)…Wine Advocate # 172
2004 Poker Face (Syrah)…Wine Advocate # 172
2004 Mr K The Strawman Vin de Paille (Semillon)…Wine Advocate # 172
2005 Atlantis Fe 203 1A (Syrah)…Wine Advocate # 177
2005 Mr.K The Strawman Marsanne Vin de Paile…Wine Advocate # 177
2005 The 17th Nail In My Cranium Eleven Confessions Vineyard…Wine Advocate # 184

シネ・クア・ノンはサンタバーバラ近郊のオーク・ビューに位置する小さなワイナリーです。

ワイン名のシネ・クア・ノンとはラテン語で『不可欠なもの』という意味ですがオーナー兼ワインメーカーであるマンフレッド・クランクルが語る“シネ・クア・ノン”とは『真の美しさとは個々の主観を超越して心を開くと感じられる』という少し哲学的な考えによるものです。

1992年のリリース以来、ラベルは毎年アート性のあるデザインを毎年替え同じラベルは二度と使いません。またラベルだけではなくブレンドやワイン名も毎年替えており、二度と同じワインは造りません。

各ワインにはユーモラスな名前をつけており
過去には"Against the Wall"(壁に対して)"、"Other Hand"(別の手)"
"Impostor Mc Coy "(ペテン師野郎マッコイ)等があります。

それだけ毎年違うワインを造り続けながらも過去にロバート・パーカーから6度も100点満点を獲得しております。

2010年4月1日リリース入荷のシネ・クア・ノン

Us-325_07 シネ・クア・ノン、“レーベル” シラー 2007

Us-326_07 シネ・クア・ノン、“ピクチャーズ” グルナッシュ 2007

Us-327 シネ・クア・ノン、“ザ・ポンティフ” ロゼ 2008

Us-328 シネ・クア・ノン、“ボディ&ソウル” 2007


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