ワインをアートするポール・ドレイパーのワイン

リッジ
カリフォルニア・ジンファンデル
ソノマ ステーション

Ridge
California Zinfandel
2001 Sonoma Station

生産地：カリフォルニア、ソノマ群の１２の畑（ドライクリーク、ロシアンリバー、アレキサンダー・ヴァレー）
土壌　：　砂利のまじった粘土質から砂利のまじったローム質
気候　：　日中は暑く、涼しい夜間と朝の気温により和らげられる
生産者：リッジ・ヴァインヤーズ
ワインメーカー　：　ポール・ドレイパー
ブドウ品種：ジンファンデル(８４％)、カリニャン(８％)、プチ・シラー(８％)
収穫日　：　８月２６日〜１０月１６日
葡萄　：　平均Brix ２５．３度。ほとんどの葡萄園が９月上旬の２週間で完熟。冷涼な気候のところは、残った作物が熟すのに長引く。
収穫量 ： １．０〜３．０ t／ｴｰｶｰ
醗酵　：　自然の一次二次醗酵。毎日ポンプオーバー。９日でプレス
熟成　：　１００％空気乾燥させたアメリカンオークで１２ヶ月
瓶詰め　：　２００３年２月
アルコール度　：　１４．５％

果実とスパイスの風味のバランスが良い。丸いタンニンを持ち、親しみやすい口あたり。ソノマステーションは、単一葡萄園の持つ個性によって品質を決定するのではなく巧妙なブレンドによって品質を決める、リッジ・ヴァインヤーズでは数少ない「ワインメーカー」のワインの一つである。

他のリッジ・ジンファンデルはサンフランシスコ半島の標高の高いサンタクルーズマウンテンズにあるワイナリーで造られているが、ソノマステーションはヘルデスバーグのちょっと北のソノマカウンティにある小さな醸造所（ここは以前リットン・スプリングスワイナリーであった）で醸造され、一部モンテベッロのワイナリーでも醸造されます。
多くの葡萄畑を各々代表する低収量のブドウが含まれている。風味の複雑さと深みを増すために、伝統的にジンファンデルの畑に混植されているプティ・シラーとカリニャンを含んでいます。

　

Poul Draper

穏やかな春の後、暖かい夏の気候がソノマ郡の果実を十分に熟成させた。多様のロケーションや補助品種という特質のこのワインは、我々の選んだスタイルや個性にむすびついて一つの形になっている。この年はドライクリーク、ロシアンリバー、ししてアレキサンダー・ヴァレーにある１２のブドウ園からのブドウを使用し、単一畑のジンファンデルと同じ技法で醸造した。 豊かなベリーフルーツ、小さい樽熟成による明確なスパイス。美しいバランスを保ったワインで、今でも楽しめますし、この先も５年間は良い状態であろう。(2001/11月) オーナーの大塚食品のリリースシートに基づき編集して転記。

取り扱いのリッジのワイン
●Us-301　リッジ、パガーニランチ 2000
●Us-302　リッジ、ソノマステーション 2001
●US-303　リッジ、サンタクルーズマウンテン 1998 シャルドネ