Wine List 【 F-3857 】

メイユール・ヴァン・ド・フランス(クラスマン)
ミシェル・ベタンヌワイン・アドボケイトなどど
全ガイド・全評論家がプロバンス最高峰に格付け

2007年夏公開の映画、 「プロバンスの贈り物」
(原作:ピーター・メイル、主演:ラッセル・クロウ)
の中に「ドメーヌ・タンピエ」のワインが登場
・・・少年時代の主人公に叔父がワイン造りの素晴らしさを教える場面で
<真実の美酒>として印象的に使われています・・・

また、同映画の公式サイトでは、映画を楽しむ雑学として
「魔法の手を持つと言われるリシュアン・ペイロ氏が手がけるワイン。
赤はプロバンスの中でも類まれな個性を持った男性的なワイン。
テロワールの特徴が美しく花開き、スパイスなどの独特な香りと
果実の芳醇な風味、さらに豊かなボリューム感が加わり
力強い後味を残す。いまや需要が急上昇の逸品」
と紹介されました。
このコメントの通り、世界中でタンピエの評価が再燃しています。

 

ドメーヌ・タンピエ

史上最強と言われた2005Vnt 

クラスマンではトレヴァロンを超越し、2005年物ル・パン、
オー・ブリオン、ディケム、アンジェリス、
シュヴァル・ブラン、ラスカーズと同評価を獲得

ミシェル・ベルタンヌも自身のガイドで
2005年物No1の南仏の赤に指名!

 「ワイン・アドボケイト」のバンドール2005年物水平試飲では 
他のドメーヌの全てのキュヴェを押さえ
ドメーヌ・タンピエがトップ4を独占

そのパワーは2006Vntも健在

ロマネ・コンティ、ペトリュス、ラフィット、オーゾンヌなどと共に
『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』が赤ワイン30傑に選出!
2008/10月発売になった最新のロバート・パーカー
「ワイン・バイヤーズ・ガイド第7版」では
4つの<5つ星南仏ワイン>の3つを独占!

これはギガルのテュルク、ランドンヌ、ムーリーヌに並ぶ快挙である。フランスでもその称賛は鳴り止まない。フランスの2大ワイン評価誌、「ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス2009年版」においても「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2009年版」においても、ドメーヌ・タンピエは引き続き南仏最高ドメーヌに格付け。また、フランス最高のワイン評論家ミシェル・ベタンヌが2006ヴィンテージのトゥルティーヌを今年の南仏最高の赤ワインに選出すれば、「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」は、カバッソウをロマネ・コンティ、ペトリュス、ラフィット、ラトゥール、オーゾンヌなどと共にフランスの赤ワイン30傑に選んでいる。しかも、南仏の2006ヴィンテージが、良作年であった2005年を超える当り年とくればこれば間違いなく買いのヴィンテージである。

 

そして、「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2011」で三ツ星

ピバルノン,オーヴェット,CHシモーヌ,トレヴァロン,プラドー,CHデスクラン・・・
全てのプロヴァンスのドメーヌを超越し,初の栄冠を獲得
ラフィット,ラトゥールと肩を並べたプロヴァンス唯一の三ッ星
ドメーヌ・タンピエがまたまた高評価
「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2011」で三ツ星に昇格!

名門ガイド16年の歴史でプロヴァンスで初めて三ツ星ドメーヌの誕生です
 

 

 ドメーヌ・タンピエ、 ラ・ミグア
バンドール ・ 

Domeine Tampier. 2008 & 2009 & 2011 La Migoua
Bandol A.C


産地 : フランス、バンドールAC
生産者 : ドメーヌ・タンピエ(故リシュアンの長男ジャン=マリー と次男のフランソワを中心に運営)
畑 :  ル・ボーセ・ヴィユの丘の教会近くにある6haの傾斜地ドメーヌが所有する畑の中で一番高い場所(海抜180〜270m)に位置し、2/3が真南、残りが東と西に向き、特に日照に恵まれている。
ブドウ品種 : ムールヴェドル50%、サンソー26〜28%、グルナッシュ20%、シラー2〜4%
※ヴィンテージに応じてアッサンブラージュの比率が若干異なる 
樹齢 : 40年
単位収量 : 平均30〜35hl/ha
醸造 : 葡萄は全て手摘みで収穫され,選果台を使って傷んだ葡萄や未成熟な葡萄は全て取り除かれる。完全に除梗し,野性酵母のみを用いて発酵を行う。発酵は温度管理機能付きのステンレスタンクとセメントタンクで15〜21日かけて行われ,その後,フランス産オークの樽(容量25〜75ヘクトリットルまで様々な容量の樽を使用)に移し,マロラクティック発酵と熟成を行う。熟成期間は18〜20ヵ月。無清澄・無濾過で瓶詰め。
アッサンブラージュを発酵の段階で行っている
年間生産量 : (各ヴィンテージ日本割り当て数:60本限定。
2011Vntは144本)
アルコール度 : 14.5度
 : ビオデナミ

ミグアには,ヴィンテージに応じて50〜65%のムールヴェードルがアッサンブラージュされる。また,南に面したラ・ルーフと呼ばれる丘陵で栽培されたサンソーが,他のトゥルティーヌやカバッソウよりも多くアッサンラージュされる。ミグアは,多くの場合,他のキュヴェより野性的で,傑出した複雑さを示す個性溢れるバンドール。野生的な特徴とフレッシュさが同居していて魅力的なワイン。長命なワインに特有のバランスを備えている。

2006Vntも少し増えたものの日本割当数は120本だけ。

3つの単一畑のトリを飾る<南仏のムーリーヌ>。一昨年のワイン・スペクテーターでは2004年物が95ポイントを獲得した実績も持つキュヴェ。

☆☆☆☆☆ロバート・パーカー5つ星ワイン

2008Vntと2009Vntの日本への割り当ては30本のみ 

 

参考:2005ヴィンテージ 

 

 

◆ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス2008年版
バンドール"ラ・ミグア2005" 16.5/20点
部分的にサンソーに由来するこのキュヴェは類いまれな洗練さがある。

◆レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧称ル・クラスマン)2008年版
バンドール"ミグア2005" 16.5/20点。
ビロードのように豊満で、甘美なアタック、そして、それとは対照的な良質なタンニンに支えられている。

◆ワイン・アドヴォケイト171号(2007年6月号)のコメント
ドメーヌ・タンピエ バンドール"キュヴェ・ミグア"2005
91点。飲み頃2015〜2025年。タンピエのキュヴェの中で最も生産量が少ないアイテム。オークの明確な香りのあるとても熟した贅沢なノーズ。口中でも同様にとても凝縮感があるが、少し物足りなさを感じるのと、オークを掛けすぎた印象が残る。美味なワイン。かなり活発だがトゥルティーヌのような魅力はない。

 <ラ・ミグア>の畑について

ラ・ミグアの畑は,ボーセ=ヴュー山塊の標高の高い南の斜面に位置する。土壌は粘土石灰質だが,心土はMuschelkalkと呼ばれる2億年前の三畳紀上部で,表土は砂利,赤粘土,オーカー,青粘土など多様性に富んでいる。圏谷と呼ばれる,氷河の侵食作用によってできた広い椀状の谷の形をしたテロワール。栽培面積6ヘクタール。標高180〜270メートル。畑の2/3が南向き。1/6が東向き。1/6が西向き。ミグアのテロワールは地質流出が特徴的で,その複雑さは大変興味深く,地質研究の対象ともなっている。

ミグアの畑にはその他のテロワールに比較して,古代の地層が多く露出している。これは,サブダクションと呼ばれる地殻プレートが他の地殻プレートにもぐりこむ地質現象で,アルプスの褶曲(地層の側方から大きな力が掛かった際に,地層が曲がりくねるように変形する現象)の際に,下部層が若い層の方に向きを変えたため起こったもの。また,アレンク渓谷の巨大な断層が,三畳紀層を次々とミグアの区画に流し込んだことも大きな特徴の1つ。この低木と松林が交差する野性的な自然環境に,葡萄畑が重なり合っている。

 

 

 ■□■□ ドメーヌ・タンピエ □■□■


ジャン=マリーとフランソワの兄弟

 


現支配人ダニエル・ラヴィエ

かつてドメーヌ・タンピエで研鑽を積んだブルゴーニュのスーパー・ネゴシアン“ヴェルジェ”のジャン=マリー・ギュファンスが,「私に最も感銘を与え,現在のワイン造りに影響を及ぼしたのはリュシアン・ペイローである」と述べているように,ドメーヌ・タンピエは,原産地統制呼称「バンドール」の創設者であり,バンドールの父と呼ばれたドメーヌの創設者リュシアン・ペイロー/Lucien Peyraud,そしてリュシアンの後を継いだ2人の息子,ジャン=マリーとフランソワの兄弟によって,名声と栄光を欲しいまましてきました。

しかし,その伝説的ドメーヌも90年代の一時期にかつての勢いを失い,加えて2000年にはジャン=マリーとフランソワ兄弟が引退。バンドールの旗手たるドメーヌの未来は風前の灯かと思われました。

その危機を救ったのが,現在ドメーヌの支配人兼醸造家を務めるダニエル・ラヴィエ/Daniel Ravierです。

ドメーヌ・オットを皮切りに南仏で10年近く働いてきたダニエル・ラヴィエは,未来を嘱望される天才醸造家。

その証拠に,毎年フランスの各アペラシオンから1人ずつ若き才能を選出している『ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』はダニエル・ラヴィエを2004年度の《若き才能》に選出。続いて,2005年版の『ゴー・ミヨ(ワイン・ガイド)』では,見事,トップの四つ星ドメーヌに返り咲きを果たしました。また,『ル・クラスマン(現メイユール・デ・ヴァン・ド・フランス)2007年版』においては,ロバート・パーカーに<生涯最高の発見!>と言わしめたドメーヌ・ド・トレヴァロンと並び,プロヴァンスのドメーヌとしては最高峰の二つ星に格付けされたのです。

 バイオダイナミックス農法へ  歴史的ドメーヌのさらなる進化

ドメーヌ・タンピエの所有する畑の面積は併せると30ha近くに及び、内、55%にはムールヴェードルが、23%にはサンソーが、20%にはグルナッシュが、そして少量のシラー、カリニャン、クレーレット、マルサンヌ、ユニ・ブランが植えられています。
この畑で育まれたブドウ果を用い、栽培、醸造、瓶詰めに至るまで全てを手掛ける古くからの伝統を今でも忠実に重んじているドメーヌ・タンピエは、
近代的な水撒き用のスプリンクラーや農薬酸化を防ぐための二酸化硫黄を使用していません(ムールヴェードルは酸化に対して非常に抵抗力があるので、この品種の比率を高くすることで二酸化硫黄の不使用が可能となった)。

また、「ブドウ樹の根は、土中の自然物質のみから養分を吸い取る。人工的な物質を用いることは、土中の微生物の生態系リズムを崩し、そのままワインの味わいに悪影響を及ぼしてしまう。」という考えに基づいているので、今では一般化されている化学肥料の代わりに発酵後のブドウ果の絞り滓を肥料として土中に混ぜるなど、1980年代より独自の有機農法を行い、テロワールの特質を備えたワインを造り出しています。
さらにドメーヌ・タンピエでは、1990年代中期より新たにバイオダイナミックス農法の手法を採り入れるようになりました。例えば、ブドウ樹の剪定やワインの瓶詰めは、「月の満ち欠け」のリズムに準じ、月が欠けて行く期間(満月から新月になる14日間)に限定して行っています。この時期は大気圧が高まり、樽やタンク中のワイン、あるいはブドウ樹中を流れる樹液が安定した状態にあるからです。これによって剪定を行ってもブドウ樹は腐ることなく樹齢を重ねることが出来、瓶詰めではボトル・ショックに陥るリスクを最小限に抑え、よりよい瓶内熟成が得られるといった利点があります。ドメーヌ・タンピエは、今後数年の間に完全なバイオダイナミックス農法へ移行することも示唆しています。
また、このドメーヌの特徴として、もうひとつ挙げられるのは、アッサンブラージュを発酵の段階で行っていることです。ジャン=マリーは、「これは私達の長年培われてきた経験の上で判断したことですが、品種ごとに各々発酵させた後にアッサンブラージュさせたものよりも、発酵前の段階でアッサンブラージュさせた方が、より調和のとれた個性的なワインが仕上がると考えているからです。」と語ります。
このようにジャン=マリーとフランソワは、バンドールのトップ・ドメーヌとしての伝統と、バンドールの父と呼ばれてきた亡きリュシアン・ペイローの威光に安住することなく、さらなる至高を目指しているのです。
(以上、インポーター・リリースシートより)

 

Dm. タンピエのワイン

  F-3855 Dm.タンピエ、キュヴェ・カバッソー

  

  F-3856 Dm.タンピエ、ラ・トルティーヌ 

  

  F-3857 Dm.タンピエ、ラ・ミグア

  

  F-3858 Dm.タンピエ、バンドール 赤

 

  F-3859 Dm.タンピエ、バンドール ロゼ

 

  F-3854 Dm.タンピエ、バンドール 白

 


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