Wine List 【 F-3856 】

メイユール・ヴァン・ド・フランス(クラスマン)
ミシェル・ベタンヌワイン・アドボケイトなどど
全ガイド・全評論家がプロバンス最高峰に格付け

ドメーヌ・タンピエ

2007年夏公開の映画、 「プロバンスの贈り物」
(原作:ピーター・メイル、主演:ラッセル・クロウ)
の中に「ドメーヌ・タンピエ」のワインが登場
・・・少年時代の主人公に叔父がワイン造りの素晴らしさを教える場面で
<真実の美酒>として印象的に使われています・・・

また、同映画の公式サイトでは、映画を楽しむ雑学として
「魔法の手を持つと言われるリシュアン・ペイロ氏が手がけるワイン。
赤はプロバンスの中でも類まれな個性を持った男性的なワイン。
テロワールの特徴が美しく花開き、スパイスなどの独特な香りと
果実の芳醇な風味、さらに豊かなボリューム感が加わり
力強い後味を残す。いまや需要が急上昇の逸品」
と紹介されています。
このコメントの通り、世界中でタンピエの評価が再燃しています。

 史上最強と言われた2005Vnt 

クラスマンではトレヴァロンを超越し、2005年物ル・パン、
オー・ブリオン、ディケム、アンジェリス、
シュヴァル・ブラン、ラスカーズと同評価を獲得

ミシェル・ベルタンヌも自身のガイドで
2005年物No1の南仏の赤に指名!

 「ワイン・アドボケイト」のバンドール2005年物水平試飲では 
他のドメーヌの全てのキュヴェを押さえ
ドメーヌ・タンピエがトップ4を独占

そのパワーは2006Vntも健在

ロマネ・コンティ、ペトリュス、ラフィット、オーゾンヌなどと共に
『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』が赤ワイン30傑に選出!
2008/10月発売になった最新のロバート・パーカー
「ワイン・バイヤーズ・ガイド第7版」では
4つの<5つ星南仏ワイン>の3つを独占!

これはギガルのテュルク、ランドンヌ、ムーリーヌに並ぶ快挙である。フランスでもその称賛は鳴り止まない。フランスの2大ワイン評価誌、「ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス2009年版」においても「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2009年版」においても、ドメーヌ・タンピエは引き続き南仏最高ドメーヌに格付け。また、フランス最高のワイン評論家ミシェル・ベタンヌが2006ヴィンテージのトゥルティーヌを今年の南仏最高の赤ワインに選出すれば、「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」は、カバッソウをロマネ・コンティ、ペトリュス、ラフィット、ラトゥール、オーゾンヌなどと共にフランスの赤ワイン30傑に選んでいる。しかも、南仏の2006ヴィンテージが、良作年であった2005年を超える当り年とくればこれば間違いなく買いのヴィンテージである。

 

そして、「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2011」で三ツ星

ピバルノン,オーヴェット,CHシモーヌ,トレヴァロン,プラドー,CHデスクラン・・・
全てのプロヴァンスのドメーヌを超越し,初の栄冠を獲得
ラフィット,ラトゥールと肩を並べたプロヴァンス唯一の三ッ星
ドメーヌ・タンピエがまたまた高評価
「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2011」で三ツ星に昇格!

名門ガイド16年の歴史でプロヴァンスで初めて三ツ星ドメーヌの誕生です

 

 ドメーヌ・タンピエ、 ラ・トルティーヌ
バンドール ・ 

Domeine Tampier. 2008 & 2009 & 2011 La Tourtine
Bandol A.C


産地 : フランス、バンドールAC
生産者 : ドメーヌ・タンピエ(故リシュアンの長男ジャン=マリー と次男のフランソワを中心に運営)
畑 :  ル・カストゥレの丘のふもとに位置する真南向きの傾斜地(6.5ha)
ブドウ品種 : ムールヴェドル80%、サンソー10%、グルナッシュ10%
※ヴィンテージに応じてアッサンブラージュの比率が若干異なる 
樹齢 : 40年
単位収量 : 平均30〜35hl/ha
醸造・熟成 : 葡萄は全て手摘みで収穫され,選果台を使って傷んだ葡萄や未成熟な葡萄は全て取り除かれる。完全に除梗し,野性酵母のみを用いて発酵を行う。発酵は温度管理機能付きのステンレスタンクとセメントタンクで15〜21日かけて行われ,その後,フランス産オークの樽(容量25〜75ヘクトリットルまで様々な容量の樽を使用)に移し,マロラクティック発酵と熟成を行う。熟成期間は18〜20ヵ月。無清澄・無濾過で瓶詰め。
年間生産量 : (2011Vntの日本へは156本の割り当て)
アルコール度 : 14.5度
タイプ : 赤ワイン。フルボディ。
 : ビオデナミ

非常に日照に恵まれたトゥルティ−ヌは,果実味があり,力強く,タニックなワインを生み出す。10〜15年の熟成を経た後でも赤い果物や香辛料のアロマを発散する長命なワインとなる。素晴らしい口中の凝縮感とミネラル感を持ち,気品と格を兼ね備えたワイン。
クリュ・バンドールの底力を見せつけるパワーに圧倒される1本。

 

2006Vntは日本割当数は昨年より少し増えたが、
やはり120本だけの限定品。
ミシェル・ベタンヌがル・パンを超える18/20点を与え「品格とボリュームに満ち溢れた偉大なバンド−ル」と大絶賛!
☆☆☆☆☆ロバート・パーカー5つ星ワインにも輝いた<南仏のランドンヌ>!

2008Vntと2009Vntは、たった30本の日本割り当て。

 

 <ラ・トルティーヌ>の畑について

ラ・トゥルティーヌは,Castelletカストゥレのコミューンに位置する栽培面積6.5ヘクタールのクリマ。平均樹齢40年。標高170メートル。約1億年前のサントニアン期の粘土石灰質土壌で,ムールヴェードルが完全に表現されるテロワール。トゥルティーヌの畑の粘土土壌は,夏の時期に非常に固くなる地質で,乾燥によって粘土が収縮するため,拳や手で突き通すことができる窪みが沢山できる。これは葡萄樹が地中深くまで根を伸ばしていることの証拠でもあり,トゥルティーヌの区画の大きな特徴となっている。トゥルティーヌは丘の頂にあるため,日照に大変恵まれており,吹きさらしの風にさらされる。これらの自然要因がトゥルティーヌをバンドールで最も偉大なテロワールにしている。

 

参考 : 2005Vnt 

 

 

◆ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス2008年版
バンドール"ラ・トゥルティーヌ" 18/20点
豊満で品格があり、洗練された贅沢なタンニンを備えた偉大なバンドール。明確なフィニッシュは非常に余韻が長い。

◆レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧称ル・クラスマン)2008年版
バンドール"トルティーヌ" 18/20点。
ラ・トゥルティーヌは信じられないワインだ。凝縮していて濃厚でありながら、全体としてフレッシュな果実味が保たれている。タンニンが背骨となり、最高級の余韻がある。成熟していると同時に新鮮な味わいで、明確な定義、複雑な口中、全て品格があって柔らかい。にもかかわらず素晴らしいタンニンの骨組みがしっかりと維持されている。これは絶対に貴方のカーヴに置くべきワインである。

◆ワイン・アドヴォケイト171号(2007年6月号)のコメント
ドメーヌ・タンピエ バンドール"キュヴェ・トルティーヌ"2005
93点。飲み頃2012〜2025年。価格はミグアの方が高いが、私はトゥルティーヌこそがタンピエのベスト・キュヴェであるように思う。ブラックベリー、チェリーの素晴らしく威勢のよい香りで、なんとなくそそられる。口中では卓越したバランスと、他のキュヴェよりも強いミネラルを感じる。活発で完璧なハーモニーを備え、とても洗練され落ち着いたフィネスを持つ。

  

 ■□■□ ドメーヌ・タンピエ □■□■


ジャン=マリーとフランソワの兄弟

 


現支配人ダニエル・ラヴィエ

かつてドメーヌ・タンピエで研鑽を積んだブルゴーニュのスーパー・ネゴシアン“ヴェルジェ”のジャン=マリー・ギュファンスが,「私に最も感銘を与え,現在のワイン造りに影響を及ぼしたのはリュシアン・ペイローである」と述べているように,ドメーヌ・タンピエは,原産地統制呼称「バンドール」の創設者であり,バンドールの父と呼ばれたドメーヌの創設者リュシアン・ペイロー/Lucien Peyraud,そしてリュシアンの後を継いだ2人の息子,ジャン=マリーとフランソワの兄弟によって,名声と栄光を欲しいまましてきました。

しかし,その伝説的ドメーヌも90年代の一時期にかつての勢いを失い,加えて2000年にはジャン=マリーとフランソワ兄弟が引退。バンドールの旗手たるドメーヌの未来は風前の灯かと思われました。

その危機を救ったのが,現在ドメーヌの支配人兼醸造家を務めるダニエル・ラヴィエ/Daniel Ravierです。

ドメーヌ・オットを皮切りに南仏で10年近く働いてきたダニエル・ラヴィエは,未来を嘱望される天才醸造家。

その証拠に,毎年フランスの各アペラシオンから1人ずつ若き才能を選出している『ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』はダニエル・ラヴィエを2004年度の《若き才能》に選出。続いて,2005年版の『ゴー・ミヨ(ワイン・ガイド)』では,見事,トップの四つ星ドメーヌに返り咲きを果たしました。また,『ル・クラスマン(現メイユール・デ・ヴァン・ド・フランス)2007年版』においては,ロバート・パーカーに<生涯最高の発見!>と言わしめたドメーヌ・ド・トレヴァロンと並び,プロヴァンスのドメーヌとしては最高峰の二つ星に格付けされたのです。

 バイオダイナミックス農法へ  歴史的ドメーヌのさらなる進化

ドメーヌ・タンピエの所有する畑の面積は併せると30ha近くに及び、内、55%にはムールヴェードルが、23%にはサンソーが、20%にはグルナッシュが、そして少量のシラー、カリニャン、クレーレット、マルサンヌ、ユニ・ブランが植えられています。
この畑で育まれたブドウ果を用い、栽培、醸造、瓶詰めに至るまで全てを手掛ける古くからの伝統を今でも忠実に重んじているドメーヌ・タンピエは、
近代的な水撒き用のスプリンクラーや農薬酸化を防ぐための二酸化硫黄を使用していません(ムールヴェードルは酸化に対して非常に抵抗力があるので、この品種の比率を高くすることで二酸化硫黄の不使用が可能となった)。

また、「ブドウ樹の根は、土中の自然物質のみから養分を吸い取る。人工的な物質を用いることは、土中の微生物の生態系リズムを崩し、そのままワインの味わいに悪影響を及ぼしてしまう。」という考えに基づいているので、今では一般化されている化学肥料の代わりに発酵後のブドウ果の絞り滓を肥料として土中に混ぜるなど、1980年代より独自の有機農法を行い、テロワールの特質を備えたワインを造り出しています。
さらにドメーヌ・タンピエでは、1990年代中期より新たにバイオダイナミックス農法の手法を採り入れるようになりました。例えば、ブドウ樹の剪定やワインの瓶詰めは、「月の満ち欠け」のリズムに準じ、月が欠けて行く期間(満月から新月になる14日間)に限定して行っています。この時期は大気圧が高まり、樽やタンク中のワイン、あるいはブドウ樹中を流れる樹液が安定した状態にあるからです。これによって剪定を行ってもブドウ樹は腐ることなく樹齢を重ねることが出来、瓶詰めではボトル・ショックに陥るリスクを最小限に抑え、よりよい瓶内熟成が得られるといった利点があります。ドメーヌ・タンピエは、今後数年の間に完全なバイオダイナミックス農法へ移行することも示唆しています。
また、このドメーヌの特徴として、もうひとつ挙げられるのは、アッサンブラージュを発酵の段階で行っていることです。ジャン=マリーは、「これは私達の長年培われてきた経験の上で判断したことですが、品種ごとに各々発酵させた後にアッサンブラージュさせたものよりも、発酵前の段階でアッサンブラージュさせた方が、より調和のとれた個性的なワインが仕上がると考えているからです。」と語ります。
このようにジャン=マリーとフランソワは、バンドールのトップ・ドメーヌとしての伝統と、バンドールの父と呼ばれてきた亡きリュシアン・ペイローの威光に安住することなく、さらなる至高を目指しているのです。
(以上、インポーター・リリースシートより)

 

Dm. タンピエのワイン

  F-3855 Dm.タンピエ、キュヴェ・カバッソー

  

  F-3856 Dm.タンピエ、ラ・トルティーヌ 

  

  F-3857 Dm.タンピエ、ラ・ミグア

  

  F-3858 Dm.タンピエ、バンドール 赤

 

  F-3859 Dm.タンピエ、バンドール ロゼ

 

  F-3854 Dm.タンピエ、バンドール 白

 


ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。