アデレードでワイン造りを学んだジェフ・メリルはセペルトで働いた後、南アフリカ、ヨーロッパでワイン造りを経験し、1975年オーストラリアのシャトー レイネラのワインメーカーとして帰国しました。その後ハーディのワインコンサルタントをしながら1985年イギリス人 モスティー・オーウェンにより1897年に造られた歴史あるワイナリーを購入し復活させました。ジェフ・メリルは常にワイン造りは土地、ブドウの品種の特徴、ヴィンテージを大切にし、過度な人の介入をしない事をモットーとし、樽及び出荷前のボトル内の“熟成”を重要視しています。
天秤のロゴは「すぐれたワインは“果実味” “タンニン” “酸” “樽熟成”の全てのバランスによる」という彼のポリシーを表しています。

産地 ： オーストラリア、南オーストラリア州　
クナワラ産７１％、マクラーレンヴェール産２９％
生産者 ：　ジェフ・メリル
ワインメーカー　：　ジェフ・メリル　＆　スコット・ヘイドリック
品種 ： カベルネソーヴィニォン１００％　
収穫　：　2001年３〜４月
醸造・熟成　：　新樽発酵、樽熟成２４か月後ブレンドしてボトリング。
アルコール度　：　１４．０度
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン。フルボディ
2006メルボルン・ワインショー　：　ベスト・レッドワイン・トロフィー

完熟した黒いベリー系果実やカシスを煮詰めた様な凝縮感に、ミントやブラックオリーブのヒントとオーク樽の香りが溶け込んだニュアンスの豊かなワイン。選りすぐりの樽から造られたこのワインは、しなやかなタンニンと融和した酸で全体の構成を引き締めています。