Wine List 【 Ar-4001 】

一流ワインの証である”オーストラリア・プレミアム・コレクション
の仲間入りを果たしたファミリー・ワイナリー『ハイバンク』



有機栽培

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ハイバンク・ヴィンヤーズ
ライムストーン・コースト・エステイト
カベルネソーヴィニォン

Highbank Vineyards
Limestone Coast Estate
1998 CabernetSauvignon


産地 : 南オーストラリア、ライムストーン・コースト
生産者 : ハイバンク・ヴィンヤーズ(ヴァイス夫妻)
ワインメーカー : トレバー・マスト氏
ブドウ品種 : カベルネソーヴィニォン 
樽熟成 : 手摘み後、バスケットでプレス。醗酵は開放桶で行われ、その後フレンチ・オーク・バリックでで熟成(新樽、1年樽、2年樽を3分の1づつ)
生産量 : 800ケース
アルコール度 : 13.0%

クナワラより少し北ながら、同じライムストーン・コースト・ゾーンのヴィンヤードからのワインは、この1998ヴィンテージがファーストヴィンテージ。
力強く、濃密ながら熟成に用いる樽はフレンチオークの新樽1年樽、2年樽を3分の1づつ、「エレガント重視」の樽の使い分けにより、全体のバランスも素晴らしいものになっています。ダーク・フルーツやミントを思わせる、深みとコク、力強さがありながら、エレガントな印象を失わない、余韻まで美しさの感じられる。リリースされたのが収穫より4年も経ってからというのは、オーストラリアのワインとしては異例の長い熟成です。極めて「ボルドー的」なカベルネと称されるのは、そのあたりにあるのかもしれません。

 

南オーストラリア州、クナワラと言えば、オーストラリアワインにとって「聖地」ともいえる地域。それはシャブリといえばキンメリッジの土壌を連想するのと同じく、“テラロッサ”と呼ばれる特殊な土壌によるものです。

1984年、休暇で訪れたアメリカ人、ヴァイス夫妻は、たちまちクナワラのワインの虜になり、翌年にはこの地に移住してしまったのです。さらに、その翌年の1986年、現在の、ハイ・バンクの地にブドウ畑を購入、1991年には、初リリースを果たしました。カリフォルニアでも、葡萄栽培経験があり、醸造も学んでいたヴァイス氏は、有機栽培に拘った選りすぐりのブドウを使用しています。

ワインのラベルに描かれたバラの花は、実はその象徴でもあるのです。
バラは害虫や細菌に非常に敏感な花で、ブドウ畑の周囲に植えておくと、ブドウが害虫や細菌よって駄目になってしまうより前に、枯れ始めるのです。それを見た造り手は、事前に害虫や細菌の存在を知り、ブドウを守る対策をとることができるからです。
バラはブドウを害虫や細菌から守り、駄目にならないようにいつも見守ってくれる、センサーでもあり母のような存在なのです。
そのバラを最も大切なものの象徴としてワインのラベルに描くのは、自然の大切さを最も良く知っており、自然への畏敬と感謝からなのです。

テラロッサ土壌

バスケット・プレス

開放桶での醗酵

その他取り扱いのハイバンクのワイン

Ar-4002 ハイバンク、クナワラ 2001 リザーブ カベルネ


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