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ブルゴーニュの一握りのトップ生産者達が拘る ≪全房発酵≫を設立当初から貫き、 アロマティックでエレガントなフィネスに溢れた ブルゴーニュを手掛けるヴォーヌ・ロマネの小規模ドメーヌ ジャン=ルイ・ライヤール |
1968
年から元詰を始めたドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤールは、栽培面積僅か3
ヘクタール弱、総生産量5
千本前後という、他のヴォーヌ・ロマネのドメーヌに比べて極めて小規模なドメーヌです。 |
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<シュール・リー状態の熟成とバトナージュについて> 一般的に熟成中は、バトナージュをして樽の底に沈殿する澱を浮遊させないと問題が起きると言われます(澱がワインの重さで潰されるため)が、ドメーヌではシュール・リーの状態で熟成させることに関してはいかなる問題も発生していません。幾つかのドメーヌが、澱引きをしないことで還元の問題に突き当たるのは、SO2
の過剰な添加に由来するもののではないかと考えられます。
<全房発酵による醸造について> 除梗をする造り手達は、しばしば、果梗に含まれる自然なタンニンの不足を、商店から購入したオークのタンニン(注:樽ということではなく、添加物としての「オークのタンニン」)を加えることによって補おうとします。これは認められた行為ですが、ブドウに由来しない成分を加えることは、ワインのバランスの安定化と調和あるワインの融合化を難しくしてしまいます。 手作業(ここでも機械は使わない)の液抜きの際、果梗という「植物性の塊」が自然なフィルターとなって大きい澱や沈殿物を捕らえるため、より清澄度の高いフリーランワインの排出が促され、最上の圧搾が可能になる。
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(全てアリア産の木目の細かい容量228リットルのバリック) |
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1級レ・ボー・モン ![]() |
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約7,000本前後 |
3.5ha |
50年 |
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