WineList 【 i-141 】

頑固な親父が造る独自のワイン世界が
いま、大注目を浴びています。


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カンティーナ・ヨゼフ・マイヤー
エーデルフェルナッチュ
スッドティローラー 赤

Cantina Josephus Mayr
2004 Edelvernatsch
Sudtiroler D.O.C - Qualitatswein b.a

産地 : イタリア、トレンティーノ・アルト・アディージェ州DO
生産者 : ジョゼフ・マイヤー
ブドウ品種エーデルフェルナッチュ(スキアーヴェ) 100% 
平均樹齢 : 約40年
生産本数 :
醸造・熟成 : 大樽熟成
アルコール度 : 12.5%
 

少し淡いが透明感のある赤紫色。バラの香りやフランボワーズの果実の香りに、インクやアーモンドなどの香りが混じり、極めて特徴的です。チェリーなどあまりタンニンを感じない果実味は初恋の味のといったところ・・・。チャーミングながら特長的な味ワインの余韻は残ります。
標高380mの畑から収穫された、地元の人に一番大事にされているスキアーヴァを使ったジョセフ・マイヤーがこの2004ヴィンテージが初リリースのワイン。
*かなりはっきりと澱があります

 

ラヴェルにスッドティローラー Dudtiroler D.OC の記載に平行して、クヴァリティーツヴァインQualitatswein b.a とドイツ表記があり、なるほどアディージェはイタリアに属しながら、イタリアよりドイツやオーストリアの文化圏なのですネ。
 1600年代から続く由緒ある造り手。限りなく品質を重視したワイン造りで定評があり、収量制限も厳しく、所有する6haの畑は7000本/haの密植で1本から1房しか収穫しない区画もあるという。イタリア国内でもめったにお目にかかれない超レアな生産者で、特にラグレインで造るアマローネ・スタイルのラマレイン等ユニークなワインはイタリア国内だけではなく世界中で完全な売り手市場となっており、2003年11月に行われたサローネデル ヴィーノ メラーノ ワインフェスティバルではワインジャーナリストのみならず、関係者は彼らの話題で持ちきりとなり、スタンドの前は人だかりで一杯となったという。
カンティーナはジョセフの代になってから、本格的にハイ・クオリティを目指すワイン造りに転換し、1987年から地場消費用ワインから瓶詰めワインに移行しました。 
ヨゼフは常にどうしたら、もっと美味しいワインができないかとそればかりを考えており、彼のワイン造りやその姿はビジネスというよりは、むしろ好きな事に夢中になっているだけのようだとの事です。
たとえば、彼は醸造コンサルタント等にアドバイスを聞くこと無く代々伝わるオジイさんの言う事だけを守りワインを造ります。醸造に関しても、6種類の酵母を使い分けたり、温度ショックを起こして(醸しの時に5日目に温度を下げてショックを与える)、醸造させる方法など彼独自の方法が詰まっております。
また、20年前からは、農薬を出来るだけ使わないように、各樹木の根元にペットボトルの空き瓶を巻き付け、定期的に上下して、 除草剤を撒かなくてよいに工夫したりと常に畑の事ばかりを考えているという。
 
 

Josephus & Barbara Mayr, Erbhof Unterganzner のワイン

  i-141 ヨゼフ・マイヤー、エーデルヴェルナッチ

  i-140 ヨゼフ・マイヤー、シャルドネ

  i-138 ヨゼフ・マイヤー、ラグレイン リゼルバ 

  i-139 ヨゼフ・マイヤー、カベルネ リゼルバ

  i-142 ヨゼフ・マイヤー、ラマレイン

 ● Mayr-4 ラマレインを含む4本【まとめて値】

シャルドネ、ラグレイン・リゼルバ
カベルネ・リゼルバ、ラマレイン
各1本の計4本


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