産地：イタリア、トスカーナ州、キャンティ・クラシコ地区
格付け：　ヴィンサント・デル・キャンテ・クラシコDOC
生産者：　カステッロ・デッラ・パネレッタ
（マリア・カルラ・ムッソ）
品種：　トレッビアーノ70%, マルヴァジア 30%
アルコール度：１６．５％
発酵・熟成期間：　４〜５か月陰干ししたブドウを醗酵。熟成はオークの小樽で約５年ほど熟成
容量　：　３７５ml
味わい　：　甘口

鼈甲色と言っても良いほどの濃い色で、ふっくらした液面です。レンゲなどのはちみつ、摺りつぶしたナッツの香り。しっかりと口の中でまとわりつく甘味、樽とほんの少しイースティさもあります。
2003/03/06日、インポーターの試飲会で４度目のテースティング。同じヴィンテージですが、過去に試したどれよりも複雑な味わいに驚きを感じました。ずいぶんと良くなりました。不思議な感じです。

パネレッタはトスカーナの「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれる恵まれた土地、バルベリーノ・バルデサに位置し、ここから生まれるパネレッタのワインは、４００年の歴史を持つブドウ畑からつくられています。特に評価が高いものが“クワットロチェンテナーリオ”。ワイン・スペクテーターの記者マット・クレーマー氏がこんなことを言ってます。
『あまりにも素晴らしく、このワイナリーがトスカーナで今一番輝かしいということを誰にも言いたくないぐらいである。現在イタリアの最も偉大なテロワールを感じさせると言っても過言ではない逸品。とにかく、このワイナリーのポテンシャルの高さに驚かされることでしょう！』と。

　

ヴィン・サントは、トスカーナのワイナリーではとっておきのワイン。大切なお客さまにしかヴィン・サントを振舞うことはない！とも言われます。食事の後の締めのワインとしてビスコッティと共に供されるそうです。時間に追われる昨今ですが、ゆったりとこんな時間を持ちたいですネ。
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