パネレッタの秘法とも言える500年前のDNAを持つ
カナイオーロネッロをブレンド。
ヴェロネッリ誌(2002年版）９０ポイント

カステッロ・デッラ・パネレッタ
テリーネ　赤

Castello della Paneretta
Terrine 1999 IGT

産地 ：イタリア、トスカーナ州、キャンティ地区
格付け ：　IGT
生産者：　カステッロ・デッラ・パネレッタ（マリア・カルラ・ムッソ）
品種：　サンジョヴェーゼ５０％、カナイオーロ・ネッロ５０％
アルコール度：１３．５％
発酵・熟成期間：３２℃でタンク発酵後、２８日間マセラシオンがおこなわれ、ワインの半分はフランス産の新樽で、残りの半分は一度使用したバリックでそれぞれ１２ヶ月熟成されます。

　“Terrne”という名は古いぶどう畑の名前で、パネレッタが重要視しているカナイオーロ種が代々植わっている畑をさしています。このカナイオーロは、５００年前のDNAのモノと言われています。年生産量1100ケース。ヴェロネッリ誌（2002年版）で９０ポイント獲得。

　

このワイナリーの象徴ともいえる美しいパネレッタ城の起源は１５世紀といわれます。この城を含め約３００ヘクタールという広大な領地に１６ヘクタールのぶどう畑があり、現オーナーのマリア・カルラ・ムッソが1985年から運営しています。海抜１５０ｍの丘陵地で若手エノロジストのアティリオ・パッリが醸造にあたっています。ワイン造りにおいて彼らがこだわりを見せるカナイオーロ・ネッロ種は、この地方においてもっぱら補助的な品種として減産の傾向にありますが、彼らはワインに強さとアロマを与えるとしてこれを重要視し、栽培を続けています。