DRCの真髄を全て継承した男
ジャン・ルイ・ライヤールのフラッグ・シップ
1er Cru Les Beaux-Monts

 

J.L.ライヤールの2020ヴィンテージへのコメント

「2020 年は、2000 年以降で最も穏やかな冬となりました。夏は乾燥し、猛暑の2003年よりも暑い、非常に暑い夏でした。平均よりも降水量が 62%少なく、日射量が 27%高く、年間平均気温が 1.6°C高くなったにもかかわらず、ブドウ樹は影響をあまり受けず、成熟度と糖度は非常に良好なレベルに落ち着きました。過熟の問題や凝縮感、酸度の欠如といった現象を避けるために、区画に応じて、8 月 24〜28 日の間に収穫。これにより、酒石酸を保ち、良好な pH レベルを維持することができました。果皮がかなり厚く非常に成熟度の高いヴィンテージとなった 2020 は、ふくよかで丸みのあるバランスの取れたワインとなり、赤ワインは、深みのある色とシルキーなタンニンを備えた、やや「太陽のワイン」といえます。白ワインは、優れた酸味と非常に存在感のある糖分のおかげで、バランスの取れたワインとなり、重すぎることなくかなり丸みを帯びています。品種の香りとその清涼感はしっかりと存在しています。この 2020 年物は、気候変動(温暖化)の状況下では将来のヴィンテージを代表する可能性があるため、覚えておくべきヴィンテージとなるでしょう。
ジャン・ルイ・ライヤール

写真・文はインポーターのリリース・シートより借用 

・・・その創設以来,世界中のワイン愛好家を虜にし,おそらく,今後も世界一神秘なドメーヌとして君臨し続けるであろうドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(以下,DRC)。

そのDRCで40年間働いていた母(しかも,あのロマネ・コンティの畑のブドウの摘み取りを任されていた最も優秀な収穫人の1人)と,同じく37年間働いていた父を両親に持つ男がいる。それが,ジャン=ルイ・ライヤール/Jean-Louis Raillardだ。

DRCで数年働いたジョシュ・ジェンセンが創設したカレラをカリフォルニアのDRCとするならば、DRCで巡り合った両親の子に生まれ,DRCのセラーのすぐ裏手に住み,子供のころから両親の仕事(つまりDRCの栽培や醸造)を見て育ったライヤールは,まさに《DRCで生まれDRCで育ったDRCの息子》と言っても過言ではない。自身もDRCで働き,様々なネゴシアンでも働いたジャン=ルイは,現在,著名なボーヌ醸造学校で教鞭を取る傍ら,自身のドメーヌでワインを造っている。

平均樹齢50年という素晴らしい古樹の畑を所有する彼のワイン造りは,有機栽培(完全なバイオダイナミック農法に転換中),馬による耕作,遅い収穫,低収量,非除梗,高温発酵,澱引き回避,無清澄,無濾過,重力に逆らわない瓶詰めなど,正真正銘DRCから受け継いだブルゴーニュの王道を行く方法。引退した両親が40年間DRCで働いて培った的確なアドヴァイスが活かされていることも見逃せない。  

栽培面積3.5ヘクタール,年間総生産量7,000本前後という超ミクロ・ドメーヌであるため,これまで各種ガイドや評論家たちの間でも名前が知られておらず,造られるワインも極一部の愛好家だけに販売されていたという。神秘なるロマネ・コンティの神髄の全てを継承した男,ジャン=ルイ・ライヤールの造るスーパー・ブルゴーニュ・ワイン。


ドメーヌ ジャン=ルイ・ライヤール
ヴォーヌ・ロマネ 1級 レ・ボーモン 2019 赤

Domaine Jean-Louis Raillard.
Vosne-Romannee 1erCru Les Beaux-Monts
2020

 

WineList F-618

  

 

 

 

 
拡大ラベル

産国

フランス、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ地区

産地呼称
・格付

ヴォーヌ・ロマネ村A.O.C. 1級 レ・ボーモン畑

生産者

ドメーヌ ジャン・ルイ・ライヤール

オーナー
兼醸造家

ジャン・ルイ・ライヤール氏

インポーター

出水商事

畑面積

0.7ha

品種

ピノ・ノワール 100%

樹齢

85年

ヴィンテージ

2020

醸造

15ヶ月・新樽66%

アルコール度

13.5%

容量

750ml

生産量

900本(単位収獲量:29hl/ha)

タイプ

赤ワイン、フルボディ

サービス

15℃〜18℃/now 〜 2035

醸造

手摘みで収穫したブドウを畑とセラーで2度に亘って選果した後、除梗は行わず、自然酵母のみでグラスウールの発酵槽で発酵を行う。発酵温度は32 度。発酵前半はオープントップの状態で1 日2 回の櫂入れを行い、醗酵後半は蓋をして、櫂入れは1 日1 回に留める。発酵期間は7 日間で、引き続き6 日間の果皮浸漬を施し、キュヴェゾンの期間は15 日間。
その後、発酵槽から引き抜いて圧搾し、Sirugue シリュグ社製の木目の細かいアリエ産のソフトな焼きのバリックに移してシュール・リーの状態で熟成を行う。
新樽比率66%で、熟成期間は15 ヶ月。熟成中、澱引きは行わず、瓶詰めの約1 ヶ月前の高気圧の時期を見計って1 回のみ澱引きを施し、無清澄・無濾過で、ポンプ等は一切使わず、重力を利用して自然に直接樽から瓶詰めする。

 
平均樹齢85年に達する,僅か0.7haの区画に由来するドメーヌのフラッグシップ・ワイン。ドメーヌはLes Beaux-Monts Haut レ・ボー・モン・オーのクリマに0.2haの区画を,Les Beaux-Monts Bas レ・ボーモン・バのクリマに0.5haの区画を所有している 。
今、最大注目の幻の【超お宝ピノ・ノワール】!!
「レ・ボー・モン」は特級畑の「リシュブール」や「エシェゾー」に周りを囲まれた、ヴォーヌ・ロマネ村でも屈指の一級畑。
レット・フルーツの豊かなアロマの中に、微かなトーストのニュアンスを備えたオークのタッチとともにスパイスのノートが感じられます。フレッシュで、柔らかく肉感的です。密に詰まったタンニンはソフトでしなやかで、前途有望な傑出した構造をしています。

ジャン・ルイ・ライヤールのワイン

 F-614 ライヤール、レ・シャサーニュ ブルゴーニュ

 F-615_15 ライヤール、ブルゴーニュ レ・パキエ

 F-616_15 ライヤール、ニュイ・サンジョルジュ

 F-617_15 ライヤール、ヴォーヌ・ロマネ

 F-618_15 ライヤール、ヴォーヌ・ロマネ 1級 レ・ボー・モン


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