日 時 : 2004年11月21日(日) 午後3:00〜9:00
場 所 : 「大田文化の森」 3階・調理室
東京都大田区中央2−10−1
電話 03ー3772ー0770会 費 ; お一人、2、500円
定 員 : 20名程度
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ヴァシュラン モン・ドール (木箱に入ったとろとろチーズ)
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ジュラ山脈の裾野ジューの谷間の標高800〜1000メートル、ヴァシュラン・モンドールの発祥地として知られるシャルボニエールは、ジュー湖とレマン湖に挟まれた森と牧草地が広がっています。チーズの起源は1800年代に遡ります。農民は牛たちとモンドール山(黄金の山という意味)やリズー山に登り放牧を行いグリュイエールをつくっていましたが、秋になって乳量が減少するとヴァシュラン・モンドールを製造していました。ジャン・ミッシェル・ロシャー氏は先代から受け継いだ熟成に情熱をかけ、徹底した衛生管理と丁寧にブラッシングすることによりフランス産モンドールをしのぐと評判を得るまでになりました。出荷直前までブラシで擦って洗うためウェットな表皮をしているのが特徴です。エピセア(樅の木の一種)の皮で側面を捲かれ、一回り小さい木箱に側面をギュッと押してはめ込む為、波打った表面になります。木の香りが心地良く漂い、中身はカスタードクリームのように濃厚でコクがあります。スプーンですくってダイナミックにパンに乗せてお召し上がり下さい。また、オーヴンで焼いていただくのもお勧めです。 (写真・文 ともフルミエのHPより) |