Wine List 【 S-3523 】

標高 670m、バイオダイナミック農法を導入した特別な単一区画の
樹齢 101 年のゴデーリョに由来。
ミディアム・ローストの4年使用バレル(50L)で 13 ヶ月シュール・リー熟成
スペイン版オレンジ・ワインの最高傑作!

 

ペイン最高のブランコが誕生した。プリオラートのカルトワイン「レルミタ」のアルバロ・パラシオスの実の弟、ラファエル・パラシオスが造る白ワインだ。フランスでワイン醸造を学んだ後、オーストラリアに渡ったラファエルは、そこで白ワイン造りに開眼。スペインに帰国後、兄のアルバロと共にリオハのパラシオス・ラモンドを運営していたが、兄とは違う道を歩むことを決断。
2004年、バルデオラスに葡萄畑を購入し、スペイン最高の白ワインを造る夢への挑戦を始めたのだ。この地では、多くの農家が標高の低い場所や渓谷の下に葡萄畑を所有している。しかし、ラファエルは、標高600m以上で、白ワインにとって最高とされる花崗岩土壌の南向きの斜面にある段々畑を選んで購入。土着品種である
ゴデーリョ種の古樹の葡萄から、初めてのワインとなる<As Sortesアス・ソルテス>を生み出したのだ。
パラシオス家の血は、やはりすごかった!このアス・ソルテスは、バルデオラスでのラファエルの初挑戦にも関わらず、2005年物がワイン・アドヴォケイトで92点、ワイン・スペクテーターでも92点、ペニンガイドでは93点を獲得し、スペインワイン界に衝撃を与えたのだ。
しかし、超極小生産のため購入できたのは一部の限られた人のみ。このため、翌年ラファエロは<
Louro do Boloロウロ・ド・ボロ>というセカンド・ワインを醸造。自身のワインをより手頃な価格で多くの人に飲んでもらい、ゴデーリョ種やDOバルデオラスに関心を持ってもらいたいとの願いを込めてリリースしたのだ。こちらも初ヴィンテージがWAで91点を獲得。一方のアス・ソルテスの2006年物は、IWSで92点、ペニンガイドではスペインの辛口白としては別格の94点を獲得し、ラファエルの白ワインの名声はもはや不動のものとなったのである。


ラファエル・パラシオス
ソルテ・アンティガ 木箱入り 
ヴァルデオラス 白

Rafael Palacios S.L
2019 Sorte Antiga Valdeorras D.O.

価格はイメージを
クリック
してワインリストで

 

 

産国

スペイン、ガリシア地方、オー・ボロ

産地呼称

ヴァルデオラスDO

生産者

ラファエル・パラシオス

栽培地域

バリェ・デル・ビベイ,サンタ・クルス・ド・ボロ

土壌

削剥された花崗岩の重い砂質

地形

天然のテラス式の丘、北向き

標高

670メートル

気候

大西洋の影響を受ける大陸性気候

品種

ゴデーリョ100%

樹齢

101年(1920年植樹)

栽培面積

0.32ヘクタール

単位収穫量

24hl/ha。 手摘み

醸造

 

古い畑を10年かけて修復、バイオダイナミック農法に転換したソルテ・オ・ソロに次ぐ単一畑「ソルテ・アンティガ」のゴデーリョ(1920年植樹/自根)に由来。10hlのオープン・オーク・バットで果皮とともに4週間発酵。発酵温度は16-21度。その後、ミディアム・ローストしたフランス中部産バレル(4年使用/50リットル)を用い13ヶ月シュール・リー熟成。この間15日に1度のバトナージュを介入。

瓶詰

2021年5月

アルコール度

14%

容量

750ml

生産本数

約1,100本

タイプ

白ワイン。辛口

サービス

9℃〜11℃/ now 〜 2035年以上

保存方法

紫外線を避け、冷暗所

自然派ワイン

一部ビオデナミを含むオーガニック栽培

評価

参考2014Vnt: WA 94+

 古い畑を10年かけて修復、バイオダイナミック農法に転換したソルテ・オ・ソロに次ぐ単一畑「ソルテ・アンティガ」のゴデーリョ(1920年植樹/自根)に由来。10hlのオープン・オーク・バットで果皮とともに4週間発酵。発酵温度は16-21度。その後、ミディアム・ローストしたフランス中部産バレル(4年使用/50リットル)を用い13ヶ月シュール・リー熟成。この間15日に1度のバトナージュを介入。

ミネラルのエッジの効いた魅力的かつ凝縮感のある素晴らしいアロマ。長期熟成のポテンシャルがあるにもかかわらず、究極にバランスが取れている。極めて長い余韻。ブルゴーニュ最高の白に比肩。

 <参考> 『ワイン・アドヴォケイト 2019年2月(241)号』
単一畑「ソルテ・アンティガ」のゴデーリョ(植樹1920年/自根)に由来。2014年にパラシオスは果皮と共に発酵を行う実験に着手しており、フェノールの熟成度が良好だった2016年物を正式にリリースすることにした。アルコール度数は13.5%、pHは2.88と低く、また酸度は極めて高かった(ブドウに含まれる酒石酸:8グラム)。ドライで塩味のあるフィニッシュ。除梗したブドウを1,500リットルのオープン・オーク・バットで発酵、50リットルのフレンチ・オーク・バレルで13ヶ月にわたり熟成。ゴデーリョはアルバリーニョと比べ収穫期の幅があり、果皮が厚く、グリーンのノートをワインにもたらすが、特定のヴィンテージではフェノールが完璧に成熟する。果皮とともに発酵を行った結果、他のキュヴェよりも若干オレンジの色調が強い。マルメロやリンゴを思わせる繊細なアロマが感じられる。きめの細かいタンニンと素晴らしいテクスチャー、素朴で個性にあふれ、ヴィンテージと花崗岩がもたらすエレクトリックな酸味と塩味がある。
★94+/100点

 

ガリシア州東部にあり、カスティーリャ・イ・レオン州と接しているバルデオラスは伝統的なガルナチャやパロミノが栽培されています。
90年代後半以降、ゴデーリョを使用したワインが高く評価され、短期間にスペイン有数の高級白ワイン産地に躍り出ました。またメンシアから赤ワインも作られています。

スペイン北西部のガリシア地方に位置する。高い山脈に囲まれ、シル川流域の渓谷にあるため、大陸性気候の影響を多く受け、寒暖差が大きく、冬は厳寒で降雨量が多く、夏は高温となる。このように、葡萄栽培に最適の条件があるにもかかわらず、山岳地帯で1軒当たりの農家が所有する畑の面積が非常に小さいため、今までは自家消費用としての少量生産しか行われていません。

 ⇒ 拡大

ゴデーリョ Godello :
白ブドウ。スペイン北西部のガリシア州とカスティーリャ・イ・レオン州の境を流れるシル川の渓谷が原産地。現在はDOビエルソとDOバルデオラスが主な産地。乾燥した土壌に適し、とくに斜面上で栽培されるものは品質が高い。円すい形の房は小ぶり。早熟で、短期間に成熟する。ガリシア州のアルバリーニョに比肩する高品級種で、りんご、桃、グレープフルーツ、バナナの洗練された果実のアロマを持ち、黄、黄金又は麦わらの色調を具えている。ワインはしっかりとした骨格で力強く、味わい深い口中にかすかにフローラルなアロマが広がり、デリケートでスムーズな口あたりが特徴。非常に複雑な味わいでしなやかな飲み心地をもつ白ワインになる。

 ラファエル・パラシオスのワイン

「パラシオスの名前がつくだけで、ワインが魔法を帯びる。
これはまさにコート・ド・ボーヌのシャルドネだった。
・・・5年後には世界を席巻しているだろう。
ピュリニィ・モンラッシェと結びつける評論家が多いのは無理もない・・・。
YOMIURI ONLINE 2011年7月1日

 ● S-3520 ラファエル・パラシオス、ロウロ・ド・ボロ

  S-3521 ラファエル・パラシオス、アス・ソルテス

  S-3522 ラファエル・パラシオス、ソルテ・オ・ソロ


ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。