実力の甲州ワイン

グレイスワイン甲州　白
Grace Wine. 2009 kosyu

産地 ： 山梨県、勝沼
生産者 ： 中央葡萄酒株式会社（社長・三澤茂計）
収穫　：　2009年１０月中旬
醸造　：　フリーランジュースを重視して発酵。シュール・リー製法（５ヵ月）
品種 ： 　甲州種１００％
アルコール　：　１２．０％
容量　：　７2０ml
生産量　：　４４，０００本
タイプ　：　白ワイン。　辛口。

透明感のある色調。若々しい印象。フレッシュでありながら花梨ジャム、熟した柑橘系の果実、スモーキィさを伴う。アタックは酸味のバランスが良く、黄色の果実感を中心として円を描いたように、骨格のしっかりした酸のまわりを包み込むようにして中盤を表現している。アフターは極めてクリーンに仕上げてある。残糖感は低く、ドライな印象。酸の切れ味が抜群ながら、充分な果実味があり、歴代のグレイス甲州の中ではシャープな仕上がりです。

樽や補糖にたよらない、甲州種のピュアな品質を追求するという三澤茂計社長の考えが評価されたことがとても重要で、07ヴィンテージより山路地帯（菱山地区・鳥居平地区）、特に菱山の糖度、酸度などに優れた甲州種の使用比率を高めたことがこの結果に結びついたことは間違いないでしょう。「ワインの味は畑で造る」今後のグレイスにさらに期待！

三澤社長

◆ Japan Wine Competition ◆

国産原料ぶどうを使用した国産ワインの品質と認知度の向上を図るとともに、それぞれの産地のイメージと国産ワインの個性や地位 を高めるため、国産の市販ワインを対象に出品ワインを審査するものです。

Japan Wine Competition 2008 審査結果発表

　Japan Wine Competition（国産ワインコンクール）2008は、平成20年7月23日〜25日の3日間にわたり、特別審査員のボルドー大学醸造学部教授 ジル・ド・ルベル氏、オーストラリアのワインジャーナリスト デニス・ガスティン氏をはじめ24名の審査員により、厳正かつ公正に出品ワインの審査を行いました。

● 官能審査による審査を行なわれました。
● 審査は一次審査と本審査に分けて行なわれました。
● 一次審査は20点満点で採点。平均点12点以上のワインを本審査の対象です。
● 本審査は20点満点で採点を行い、平均点が17.5点以上のワインを金賞、15.5以上17.5未満を銀賞、13.5以上15.5未満を銅賞、12.0以上13.5未満を奨励賞です。
● 各カテゴリーの銅賞以上の中で、最高点のワインが最優秀カテゴリー賞です。
（ただし、出品数が５点以上のカテゴリーのみ）

■　辛口・甲州カテゴリー　金賞受賞ワイン（３銘柄）

• グレイス甲州 2007（最高金賞）
• シャトー・メルシャン甲州・勝沼2007
• フジクレール甲州樽発酵２００７

↓　Japan Wine Competition 2008　の詳細　↓
http://www.jwine.jp/2008fol/08prize.html

　

　取扱中のグレイスワイン