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グラート・グラティ
ヴェッキア・アンナータ
ヴィーノ・ロッソ、トスカーナ・デ・タヴォーラ
Grato
Grati
1988 Veechia Annata
Vino
Rosso Toscano da Tavola
産地 : イタリア、トスカーナ州(9)
ヴィーノ・ロッソ・トスカーナ・タヴォーラIGT
生産者 :
グラート・グラティ家
ブドウ品種 :
サンジョヴェーゼ80%、カナイオーロ・ネロ15%、トレッビアーノ3%、マルバージア2%
アルコール度 : 12.5%
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オレンジがかった輝くガーネット色。熟成にによる香りが顕著で、若いワインとはっきり一線を画する。オード・ヴィに近い香気の高さがあります。マイルドでやわらか味があり、タンニンもしっかりしています。
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- 14年間オークの大樽でじっくり熟成されました。
テロワールとそのブドウの特性だけでなく、今ではほとんど消えてしまったトスカーナの伝統を表現!
フィルタリングしていないので、まるで時が止まってしまったかのように、その時代の風味をそのまま味わうことになります。半世紀に渡ってトスカーナの土地を愛し、サンジョベーゼを護り続けたグラティ家の家長「グラート・グラティ」が自分の名を付ける程、このワインに成し遂げた仕事の納得感が伝わってきます。
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- <ヴェッキア・アンナータ
Vdt 誕生のトレビア>
- このワインは1986年までキャンティDOCとして販売されていました。それが今、キャンティ名で販売しないのはなぜ?
その秘密はキャンティDOCのDOCGの昇格にありまます。キャンティがDOCからDOCGに昇格したのが1984年。規定でそれ以前に生産されたワインは、1986年までに瓶詰しなければ「キャンティDO」の表記が認められなくなりました。
最初にヴェッキア・アンナータが誕生したのは、1982年の収穫のもの。発酵・熟成を経て瓶詰めされたのは1998年だったのです。あまりにも良い出来のワインだったため、大切に熟成をさせた結果、DOC、DOCGキャンティのいづれも名乗ることができなくなってしまったのです。
以来このワインは Vino rosso Toscano de Tavola
I.G.T(ヴィーノ・ロッソ・トスカーノ・ダ・タヴォーラI.G.T)として販売されているわけです。
- グラート・グラティ家ではこのワインに大変な誇りと愛着をもっており、今後とも良い出来の年には「アンナータ」スタイルの長期熟成を行うと言っております。現在1990を一部熟成中といいますから、もう数年もすると「アンナータ1990」に出会えることでしょう。
- スーパー・トスカーナ全盛のキャンティの地にクラシックなスタイルを進化させた偉大なトスカーナはこうして誕生したのです。
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