財団「ヌヴォーレ」
シチリアを代表するワイナリーPLANETA（プラネタ）社が設立に関わる財団「ヌヴォーレ」は、シチリアの文化、芸術活動の振興を目的として毎年世界中からアーティストをシチリアに招き彼らの創作活動をサポートしています。
2006年この財団は、日本のアーティストに注目しました。日本の伝統芸術 “書道”、その“SHO”アーティストとして、国内のみならず世界的に活躍している吉川壽一氏に正式のこの旅への参加を要請、吉川氏のあふれんばかりのエネルギーとシチリアの風土。ブドウとワインと土をテーマとしたすばらしい作品が制作されました。　

プレミアムワイン・PLANETA「SHO]ラベル
プラネタは吉川氏の作品「SHO」に深く感銘を受け、彼の作品をモチーフにしたワインラベルを制作。このラベルは、日本ではまだ販売されていない少量生産であるがゆえに、貴重な２種類のワインボトルに貼られることが決定しました。そのワインは「ピノ・ネロ」と「アラストロ」。200C/Sの限定生産。このプレミアム・ワインは2007・春日本に届きました。
PLANETAが自社で制作する以外のラベルでワインをリリースしたことはこれまでになく、まさに貴重な「プレミアムワイン」が誕生しました。

Planeta. Rosso di Sicilia 2004 IGT Sicilia

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産地 ： イタリア、シチリア州（１９） 　メンフィ（マロッコリ畑） 生産者 ： プラネタ社 ブドウ品種 ： ピノ・ネロ　１００％ アルコール度　： １３.５％ 年生産量 ：　 本 醗酵・熟成　：　発酵後フレンチ・オークのバリック（225L）で１２ヶ月間熟成。 容量　：　７５０ml タイプ　：　赤ワイン。ミディアム〜フルボディ 標準小売価格　：　\6,300.

黒を含んだきれいな赤。イタリアらしい濃いピノです。ブラックチェリーやブラックベリーなど黒系の熟した果実の香りに、ほのかにヴァニラやスパイスのニュアンス。
酸味とまるみのあるタンニンがワインにインパクトを与えています。ベリー系の果実の味がリッチで、樽から湧出したタンニンがマリアージュして複雑味となって、長い余韻と続きます。

ピノ・ネロは、この2004Vntが初リリースです。ワイン名を敢えて「ピノ・ネロ」のヴァラエタルではなく「ロッソ・ディ・シチリア」としたのは、シチリアのテロワールを意識したワインと位置づけしてのことでしょう。価格をみてもプラネタの意気込みが伝わるワインです。

シチリアでは「ブドウ栽培に失敗した人間は尊敬に値しない」と言われる。それだけ 誰もがブドウ栽培を容易に行える土地なのだが、これまで量産はしてもその質について研鑽を積もうという人間は少なかった。そうした「伝統」に抗うように土壌を調査し、新しいブドウ樹を植え付け、良質のワイン造りに挑んだのがプラネタである。プラネタが思い切った改革を進めたのは、同家の末裔にあたるフランチェスカの功績に 負うところが大きい。改革後、瞬く間にワールドワイドな存在となったプラネタ。栄えある賞に輝いた「サンタ・チェチリア」は複雑に絡み合う香り、力強く豊かな味わいを宿し、長い余韻も残す。彼女の印象にも重なる、心地よく酔わせるワインである。

● i-2220 ラ・セグレタ・ビアンコ

●　i-2221 セグレタ・ロッソ

●　i-2224 サンタ・チェチリア

●　i-2222　シャルドネ

●　i-2223 メルロ

●　i-2225 ブルデーゼ（カベルネソーヴィニォン）

●　i-2226 シラー