WineList 【 i-3372 】

アンドレア・パオレッティが年間3584本のみ瓶詰めを行う
スーパー・マイクロ・タスカン
Rancore

 

 

サンジョヴェーゼを扱う世界No.1のワインメーカーとも称される
アンドレア・パオレッティが、年間たった3584本のみしか作らない
というだけでもそれなりのインパクトがある事に加えて
エチケットのデザイン
そしてワインの名前も強烈なインパクトがあります。

エチケットの中央には
ノルウェー出身のエドヴァルド・ムンクの代表作「叫び」が
そしてワイン名のRANCORE(ランコーレ)とは怨みです。

なぜ『叫び』であり『恨み』なのか。
それは過剰な抽出や強い樽香を好む一部の生産者への
メッセージではないでしょうか?
葡萄やテロワールの個性を発揮してもらえず
世に送り出されたサンジョヴェーゼの叫びかもしれません?

 

 

アンドレア・パオレッティ
ランコーレ
 トスカーナ・赤

Andrea Paoletti
Rancore
2003, 2008, 2009 Toscana I.G.T


産地 : イタリア、トスカーナ州)、トスカーナIGT
生産者 : アンドレア・パオレッティ氏
エノロゴ : アンドレア・パオレッティ
ブドウ品種 : 、サンジョヴェーゼ・グロッソ75%、メルロ20%、ピノ・ネッロ5%
平均樹齢 : 20年以上
収穫 : 手作業で完熟して房のみを選別しながらの収穫
醗酵 : 前後の醸しを併せて20〜28日間30℃の定温にて
熟成 : フレンチオークの1年使用トノー(300l)にて12ヶ月熟成後、瓶熟12ヶ月
アルコール度 : 14.0%
容量 : 750ml
年間生産本数 : 5,000本未満
タイプ : 赤ワイン。フルボディ

< 生産者のコメント >

アンドレア・パオレッティ曰く
「サンジョヴェーゼは陽気なイタリアの女性」
「ピノ・ノワールは上品なフランスの女性」
どちらも魅力的だから混ぜて見たのだとか・・。果実味に溢れサンジョヴェーゼらしい伸びやかな酸にピノ由来の独特の熟したプラムの香りや儚げなニュアンスが加わった独特の味わいです。

 

   

 

ダニエル・トマセスがイタリアの代表的経済紙「Il Sole-24 Ore紙」のウェブ・サイトにてランコーレを下記のように紹介しております。
 「タイトル-パオレッティの5000本」

Andrea Paoletti

イタリアで一番腕の良い醸造・栽培家の一人のアンドレア・パオレッティ。80年代の後半にフィレンツェ大学を卒業した若いパオレッティはシャトー・ラフィット・ロートシルトなどで研修を経て30歳になる前にはアンティノリの全栽培責任者になった。
1995年より現在至るまでフリーでイタリア、トルコ、グルジア、モンテネグロハンガリー、欧米等の様々な国でコンサルタントとして活躍している。ナパヴァレーでワインを造っている映画監督のフランシスコ・コッポラもパオレッティを採用したかったが断られたと言う。
パオレッティには輝かしい経歴があるが彼自身はコンサルタントの仕事だけでは満足していないようだ。恐らくコンサルタントとしてでは100%自分の哲学をワインに表現できないから自分自身のワインが必要だと感じたのだろう。パオレッティはフィレンツェの南に自分で植えた葡萄から「ランコーレ」を産み出した。
サンジョヴェーゼに関する知識に世界で最も長けているのはパオレッティかもしれない。年産はたったの5000本。皆さんはモダンなテクノロジーとテロワールに対するパオレッティの情熱の融合を感じる事ができるだろう。

 

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