WineList 【 i-2452 】

ルネッサンスの気概を今またワインルネッサンスに挑む
ボナコッシ伯爵家のフラッグ・シップ


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テヌータ・ディ・カペッツァーナ
ギャイエ・デッラ・フルバ
トスカーナ 赤

Tenuta di Capezzana
1999 Ghiaie della Furba
Rosso di Toscana I.G.T

産地:イタリア、トスカーナ州、プラート地域
格付け: トスカーナI.G.T
生産者: テヌータ・ディ・カペッツァーナ
(オーナー:コンテーニ・ボナコシ伯爵)
栽培・醸造コンサルタント : ステファーノ・チョッキオリ
品種: カベルネソーヴィニォン60%、メルロ30%、シラー10%
アルコール度 : 13.5%
醸造 : ステンレスタンクで醗酵後、バリックで約16ヶ月熟成してからブレンドして瓶詰めされ、さらに6ヶ月以上のエージングをへて出荷。
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ

1975年に植樹されたぶどうを使用。このぶどうはフルバ川付近の小石(ギャイエ)を多く含む水はけの良い堆積土壌で栽培されたものです。
深く濃い赤色。カベルネ特有のブーケ、豊かな果実味でフルボディ。
黒すぐりなど濃い色の野生のベリー類のジャムの香り。微かにスパイシーさもあり野菜をも感じさせてくれます。タンニンも甘く滑らかで、非常にバランスのとれたワイン。余韻も非常に長い。
抜栓後の時間の経過とともにその魅力を振りまいてくれます。このワインの魅力を引出すためにも、少し高めの温度(18-20)でお楽しみください。

 
 フィレンツェの近郊プラート地域に位置するカペッツァーナは、長い歴史のあるぶどう畑を所有しています。ローマ時代をさらに遡る三千年前から、ぶどうが栽培されたいたという記録がこの地にかって居住していたエトルリア人の遺跡からも発見されています。
 
「カルミニャーノ」と呼ばれるワインが最初に記録されている文献がプラートのダティーニ文書館に保管されており、「1396年12月8日、マリオ・ダティーニが多量のカルミニャーノ・ワインを他のワインより4倍の高値で購入した。」と記されています。1716年、大公コシモ・ディ・メデチは、ワインに関する法令を制定し、その生産・品質・取引を規制し、不正防止に努めました。これが後のフランスにおけるAOC法の原形になったとも言われています。
 
コシモ・ディ・メデチはトスカーナで48kmの塀に囲まれた最大の土地を有し、大部分はぶどう畑と森林で、モンタルパーノの山頂からレオナルド・ダ・ヴィンチの生誕の地であるヴィンチにまで及んでいました。カペッツァーナの所有地で現存する屋敷は16世紀に建てられたもので、当時、メデチ家が結婚する娘のために建てられたものです。その後何世紀にもわたりボナコッシ伯爵家により受け継がれてきました。現在はボナコッシ伯爵家では、農学者であるフィリッポが財務を、ベアトリーチェがマーケティングと海外に向けてのPR、ベネデッタが国内のPRと所有地のツアーを担当しています。彼らの両親のリサとウゴも様々な活動に携わっています。リサは「ワインと文化センター」を主催しており、これは1週間で行われるワークショップセミナーで、イタリアワインと地中海料理の知識を深めるためのプロ用のコースです。
 
カペッツァーナはモンタルバーノ山の尾根カルミニャーノ地区の北に位置し、アペニン山脈からも程近く特有の微小気候に恵まれています。夏は日中暑く、夜はアペニン山脈から吹いてくる風により涼しいため、ぶどうが良く成熟し、熟期が早まります。またモンタルバーノ山が海風と暴風雨から土地を守っています。土壌は石灰岩と泥土で構成されており、ぶどう畑を開墾する為には、岩石を取り除かなければならず、時には爆破しなければならないほど大きな岩もあります。固い土壌で、収穫量も多くはありませんが、これも良いワインを造る上で重要な条件となっています。

その他取扱い中のカペッツァーナ(ボナコッシ伯爵家)のワイン
i-2450 カペッツァーナ、バルコ・レアレ・ディ・カルミニャーノ D.O.C
i-2451 カペッツァーナ、ヴィッラ・ディ・カペッツァーナ 1998 カルミニャーノ D.O.C.G
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