WineList 【 i-2192 】

 

 

高地のため寒暖のメリハリがある気候
赤い粘土の火山性土壌
赤いチェリーに地中海のハーブ・・・

ヴィニタリーで
チェザネーゼ No1 生産者

ワイナート33号でも
ラツィオを代表する1本に選ばれました

Cantine Ciolli


イタリア

 

 

 

 

 

 

 

白ワインが生産の7割を占め、赤では国際品種に流れがちなラツィオにて、チェザネーゼという土着品種の中でもクオリティの高いチェザネーゼ・ダッフィーレから2種類の赤ワインだけを生産するカンティーネ・チョッリ。
カンティーネ・チョッリは、ローマの東60km、チェレステ山麓に位置するオレヴァーノ・ロマーノで5代続く生産者である。近年まで周辺のブドウ栽培農家と同じく、ブドウやバルクワインを地元の業者に売っていたが、祖父や父から伝統のワイン造りを学んだ現当主のダミアーノ・チョッリは、代々受け継いだ畑で育つラツィオの古い土着ブドウ、チェザネーゼの力を余すことなく発揮したワインを自らの手で世に出したいと考えていた。そこで、2001年に24歳の若さで家業を継ぐと同時に、独立した醸造所として元詰めを開始。瓶詰めを行うのは協同組合ぐらいだった当時、周囲の反応は冷ややかだったが、ロンコ・デル・ニエミツでコンサルタントを務めた友人のグイド・ブザットの協力の下、ワイン造りに心血を注いでいます。

官能に訴える
Cirsium


有機栽培

ダミアーノ チョッリ
チルシゥム
チェザーネ・ディ・オレバーノ・ロマーノ 赤

Damiano Ciolli.
2007 Cirsium
Cesanese di Olevano Romano DOC


産地 : イタリア、ラツィオ州(12)
オレバーノ・ディ・ロマノDOC
土壌 : 赤い粘土の火山性土壌
生産者 :  ダミアーノ・チョッリ氏
コンサルタント : グイド・ブザット氏
ブドウ品種 : チェザネーゼ・ダッフィーレ
栽培方法 : 可能な限り有機農法で栽培
単位収穫量 : 20hl/ha
発酵・醸造 : 温度管理(25度以下)の下、ステンレスタンクで発酵後、チルシウムは使用年数の異なるバリックでマロラクティック発酵を行い、12ヶ月間樽熟。更に無ろ過で瓶詰めして2年瓶熟。
容量 : 750ml
生産本数 : 約2,600本
アルコール度 : 14.5%
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ
希望小売価格 : ¥5,145.


ラツィオ州

<2007VTについて>例年より暖かく、ブドウがよく熟した年。冬は非常に穏やかな気候で、ブドウの生育期は例年より2週間程早い2月半ば始まった。これにより収穫もやや早くなり、9月末に行われた(例年だと10月初め)。アルコール度数は高めで、よりリッチで凝縮した果実を備えた味わいに。

複雑でリッチな香りには、赤いチェリーやスミレ、シナモン、スパイスケーキや、皮やタールのヒントも感じられる。肉付きのよい口当たりに、熟した赤いチェリーやラズベリーを思わせる果実を鮮やかに彩る、溌剌とした酸に細やかなタンニン。赤いチェリーのリキュールの香りが漂う余韻まで、一片の継ぎ目も感じさせない滑らかで密度の詰まった味わいは驚異的。20hl/haという超低収量ならではの凝縮感、芳醇なふくよかさは最上のバルサミコすら思わせる。

オレヴァーノ・ロマーノの畑

赤い粘土の火山性土壌

ダミアーノ・チョッリ氏

海抜400-450mの日当たりの良い南斜面に広がるチョッリの畑では、このチェザネーゼ・ダッフィーレのみが栽培されており、高地のため寒暖のメリハリがある気候に、ストラクチャーと独特の風味を与える赤い粘土の火山性土壌と、テロワールも恵まれている。しかし、チェザネーゼの市場価格は低く、一昔前までは生産量を増やすために、一部の古い畑を除き、多産になる台木を用いたペルゴラと呼ばれる棚仕立てでの栽培が行われていた。これでは最も表現したいチェザネーゼのフローラルで芳醇なアロマを十分に引き出すことができないと感じたダミアーノは、元詰めを始めるにあたり、まず栽培方法を見直した。可能な限り有機農法を取り入れ、仕立をペルゴラからコルドンへ変更。また、一部の区画では収量が自然と低くなる台木でグイヨ仕立てに改植した結果、健全でバランスのとれた、目指すワインに理想的なブドウが得られるようになった。
『ガンベロ・ロッソ』では「チェザネーゼのナンバー・ワン生産者」と称えられているダミアーノだが、更なる高みを目指し、親交深いバルバレスコの名手
ソッティマーノを頻繁に訪れるなど、研鑽を重ねている。

ダミアーノ・チョッリ氏のワイン

  i-2191 チョッリ、シレーネ  

  i-2192 チョッリ、チリシウム  

 


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