ソッティマ−ノ ファウゾーニ バルバレスコ　赤 Sottimano 2000 Fausoni Barbaresco D.O.C.G 産地 ： イタリア、ピエモンテ州（２）、ネイビェ村、ファウゾーニ畑、バルバレスコDOCG 生産者　：　ソッティマーノ 品種　： ネッビオーロ 樹齢　：　３０年（1970年に植樹） 栽培面積　：　１．１ha 斜面向き　：　西南 単位生産量　：　４０００kg／ha 年間平均生産量　：　４，２００本 熟成　：　 ブドウは除こうの後に軽く搾られて、皮と一緒の8〜9日間マセラシオンを行う。30℃の定温で発酵を起こした後バリック内でマロラクティック発酵を完成する。デカンターされ、18〜20ヶ月間25％新樽、75%使用樽内熟成を行う アルコール度　：　 １４．０％

ラズベリーの中に干し椎茸のような香りを含みます。時間の経過でガラムマサラの様なスパイス香。アタックは柔かく、中間にスパイシーな印象の酸にタップリのタンニン、余韻も長いです。

１９７５年に畑を購入し１９９５年よりクリュごとの醸造を行うようになり１９９６年ヴィンテージがガンベロロッソで３グラスを獲得後は毎年の様に３グラスを獲得するようになりました。ソッティマーノはワイン・アドヴォイケイド、ワインスペクテーター、ガンベロロッソなどワイン専門誌に絶賛されているバルバレスコの名手で、イタリアのソムリエ協会でも常に高い評価を得ており、バルバレスコの造り手として毎年ベスト５にランクインします。また、毎年行われる「アルバ・ワイン・エキシヴィジョン２００４」のブラインドテイスティングではヴィノテークで特筆すべき生産者として真っ先に名前が挙げられておりました。

小規模なファミリーの手から造られるバルバレスコの特徴は畑の違いがデリケートに表れるバルバレスコを畑の持つそれぞれの個性をバリックを巧みに使い分け旨く表現します。
（コッタ、ファウゾーニ、クッラ、パヨレの４つのバルバレスコのクリュ）

エノロゴは息子のアンドレアはバローロボーイズに連なる醸造家で日頃から近隣の仲間と情報交換を行い、「１ｈａあたり５０００本の密植」「グリーンハーベスト」「無農薬」「横置き式ステンレスタンクの採用」「バリック熟成」等の共通の方法論を用います。ただしその中に独自の方法論を盛り込み個々の個性を表現します。

ワインスペクテーター誌の２０００年ピエモンテに対するヴィンテージ評価

〜和訳〜丸いタンニンにワクワクする果実感の贅沢で豊かな赤ワインです。完璧なネビオーロ