- ■2016ヴィンテージ情報■
この年2月の日中最高気温の平均が例年の平均気温を4℃も上回り、例年よりも早く暖かい春が訪れました。冬は雨が少なく、春の降水量と合わせ例年平均の75%に留まりました。夏は穏やかな天候に恵まれましたが、暖春の影響で収穫期は極めて早く、過去22年間で最も短期間の収穫となりました。夏の間の美しく穏やかな気候が幸いし、素晴らしいクオリティを備えたワインに仕上がりました。予測のつかない気候変動にも関わらず、ゴランハイツが一貫して高品質なワインを生産できることを証明する年となりました。
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- その歴史について
旧約聖書にはワインについての記述が多くあります。創世記に出てくるノアは最初の葡萄栽培者とされ、ワインに酔ったことが記され、イザヤ書やエレミヤ書からはその製造方法も伺えます。民数記の記述からはカナンの地に豊かな葡萄が稔っていたことを知ることができます。
イスラエルのワイン造りの起源は4000年前にさかのぼるといわれています。しかし、幾多の歴史の変遷はこの地からワインを追い払いました。それが復活したのは1880年のこと。E・ロスチャイルド男爵によって、フランスからその技術がもたらされたのです。古代の歴史が証明するようにこの地は葡萄の生育とワイン造りには適したところ。ここに1983年ゴラン・ハイツ・ワイナリーが誕生しました。
ゴラン・ハイツ・ワイナリーは米国のハイテクノロジーとフランスの伝統技術を導入した最新設備で、早くも1987年にロンドンの「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション」で金メダルとトロフィーを獲得し、その後も多くのコンクールで賞を獲得するなど、世界的に評価されている。
(インポーターのリリースシートより)
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