Wine List 【 D-2355 】

Mr.リースリングのローゼン氏のワイン

Erdener Treppchen Auslese

ドイツのモーゼルにあるローゼン醸造所は、200年の歴史を持った由緒ある家族経営ワイナリーですが、現当主のエルンスト・ローゼン氏が1988年にこちらを継承したのを境に、ワイナリーは大きく飛躍することとなりました。
エルンスト氏がもたらした改革は、畑に独自の格付けを行い「クリュ」の概念を確立すること、接木をしない樹齢50年以上の古樹から採れるブドウを使用すること、そのブドウの収量は徹底して抑えること、化学肥料を一切使わずに有機肥料を用いた最新農法を取り入れることなど、非常に多岐に渡りましたが、それらは全て「飲む喜びの感じられるワイン」を造るために欠かせない条件だったといいます。

そして、その努力は見事に実を結び、エルンスト氏のリースリング・ワインは大変高い評価を受けることとなりました。また、ドイツワインに新時代をもたらしたエルンスト氏を讃え、

  • Top 100 Winery of the Year 2013, Wine & Spirits
  • Winemaker of the Year nominee, Wine Enthusiast, 2007
  • Man of the Year 2005, Decanter
  • White Wine Maker of the Year 2005, Wine International
  • Germany’s Winemaker of the Year 2001, Gault Millau

を授与しています。


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ドクター・ローゼン
エルデナー・トレッフェン 
リースリング アウスレーゼ

Dr. Loosen
Erdener Treppchen
2007 Riesling Auslese


産地 : モーゼル・ザーリ・ルーヴァ地域、エルデン村、トレッフェン畑
畑面積 : 2.2ha(うちDr.Loosen所有は1.3ha)
生産者 : J.L.ローゼン醸造所、Dr.ローゼン家 
ブドウ品種 :リースリング100%(約50%を貴腐ブドウを使用2012Vnt) 
樹齢 : 70年〜
単位生産量 : 20〜30hl/ha
生産本数 : 
醸造 : 1,000リットルサイズの木製樽(フーダー)で醸造。熟成も醸造と同じ樽を使用しています。また、この樽は新樽ではなく数十年も使用している古い樽のため、木の香りがワインに抽出されることはありません。
アルコール度 : 7.5%
タイプ : 白ワイン。甘口
2007Vnt A.P.Nr : 

 

「エルデーナー・トレプヒェン」の畑は急勾配な丘にあり、そのため丘陵の斜面には、農作業者がブドウ樹にうまく近づけるよう石の階段が据えつけられているのだとか。また、この急峻な地形がフィロキセレの汚染を阻んだとも言われ、自根の高樹齢の樹が多いのも特徴です。
鉄を含んだ赤色粘板岩の土壌からは、強烈なミネラル感がフィニッシュに感じられる筋肉質で複雑さのあるワインが生まれるということで、その力強さと強健なボディは、さながら秀でたロック・クライマーのようだとも・・・。
完熟果実を収穫するために、丁寧に手摘みで何度も収穫します。貴腐のブドウを50%も使用するアウスレーゼだが、豊かな酸がしっかりと支えており、長い寿命を約束してくれます。
パーカーポイントは90点!
「万華鏡のようなワイン」が生まれるというモーゼルの偉大な畑の力を、じっくりと味わってみていただきたいものです!
 

 ◆ Decanter 2005年度【 Man of the Year 】獲得! ◆
イギリス「Decanter」誌、2005年『Man of the Yea 』(マン・オブ・ザ・イヤー)の名誉に輝いたDr.エルンスト・ローゼン。

 ローゼン氏の20年間以上にも及ぶドイツワインの質の向上とワイン市場の活性化への貢献が大きく評価され、ドイツの生産者として初めて『Man of the Year』の称号が与えられました。
 『Man of the Year』の過去の受賞者にはJean-Michel Cazes氏、Miguel Torres氏、Paul Draper氏、Angelo Gaja氏、Marchese Piero Antinori氏、Robert Mondavi氏などそうそうたる面々が名を連ねる。
また今回の受賞では、「Dr. ローゼン 醸造所」の最高品質のRieslingワインと、ローゼン氏の世界各地での活動により、世界中に白ワインの王とも言われるRieslingを再認識させた功績が高く評価されています。

エルンスト・ローゼンERNST LOOSEN
57年9月生まれ。87年大学での考古学の研究を断念して200年続く醸造所の跡を継ぐ。短期間でエゴン・ミューラー、JJプリュムらと並ぶモーゼル・ザール・ルーヴァーの代表的な生産者となった。VDP(ドイツ優良ワイン生産者協会)会員。ゴー・ミヨー、デカンター、ワイン・スペクテイターなど世界の主要ワイン誌で最高クラスの評価を受ける。96年にファルツのJLヴォルフ醸造所を買収。99年からは米ワシントン州でシャトー・サン・ミシェルとジョイント・ヴェンチャーでワインを生産している。

取扱いのエルンスト・ローゼン氏のワイン

 ●D-2361 ヴィッラ・ヴォルフ、 ピノ・グリ Qba

 D-2364 ヴィッラ・ヴォルフ、ピノ・ノワール Qba

 ●D-2362 ヴィッラ・ヴォルフ、フォルスター リースリング T. Qba

 ●D-2363 ヴィッラ・ローゼン モーゼル リースリングQba

 ●D-2356 グラーハー ヒンメルライヒ リースリング Kabinett

 ●D-2357 グラーハー ヒンメルライヒ リースリング Spatlese

  D-2355 エルデナー・トレッフェン リースリング Auslese

 ●D-2358 エルデナー・プレラート リースリング Auslese

 ●D-2359 エルデナー・プレラート リースリング Auslese ゴールドカプセル

 

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