WineList 【 F-9747 】

稀有なテロワールを持つ大地で、一農民の手よって育まれたワイン
クオリティだけを目指す頑固者
情熱をキメラに乗せて・・・
Mas des Chimeres


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マス・デ・シメール、
“ニュイ・グラーヴェ” テラス・デュ・ラルザック
コトー・ド・ラングドック 赤

Mas des Chimeres.
" Nuit Grave " Terrasses du Larzac
2010
Coteaux du Lunguedoc AC


産地 : フランス、ラングドック地方、コトー・デュ・ラングドックAC
生産者 : マス・デ・シメール(オーナー:ギレーム・ダルデ氏)
品種  :  シラー 45%、グルナッシュ 38%、ムールヴェドル 17%
樹齢  :  9〜90年
栽培面積  :  ha
単位収量 : hl/ha
醸造  :  醗酵:ステンレス・タンクにてマロ・ラクティック醗酵   熟成:オーク樽 12ヶ月(400L、500L、600L新樽は使用せず)/瓶熟6ヶ月
年間生産量  : 17,000本
アルコール度 : 13.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤 ワイン、 ミディアムフルボディ
: ビオロジック Ecocert(有機認定)

 色合いは深く、香りはとても複雑で、西洋スモモやプラムそしてほのかにスミレのニュアンスも。ブラックベリーや桑の実などの複雑な味わい、口の中では心地よいまろやかさと出過ぎず程よいオークのニュアンスが楽しめます。タンニンは控えめで、ブラックベリーやビターチョコレートのような心地よい余韻が長く続きます。

    

 

ここ数年、ラングドックは確かな技術と情熱を持った生産者を惹き付けて止みません。中でもモンペリエから車で約1時間、コトー・デュ・ラングドックの北の端にある小さなワイナリー『マス・デ・シメール』は、その草分け的存在です。

1993年、オクトンにある小さなワイナリー、『マス・デ・シメール』から変革は始まりました。オーナーのダルデ氏は、収穫したブドウの品質がどんなに良くても協同組合に卸すのが当たり前だった時代に、初めて「丹精込めて作ったブドウで妥協の無いワイン造りをしたい!」と考え、自ら設備を購入し、醸造を始めました。

当時無謀に見えたその試みは、創立直後の1994年から“Wine Spectator”をはじめとする評価誌に高く評価されてきたことでも、目に見える結果を生み出しています。

自らお手本となって妥協のないワイン造りを切り拓いていく『マス・デ・シメール』。清澄もフィルタリングもしないため、瓶の底には既に澱がたっぷりです。

< 名前の由来 >

名称のシメールとはラベルに描かれているギリシャ神話の怪物キメラ(※)の仏語読みで、「実現しない夢や計画」の象徴です。

協同組合を中心とした古い慣習に疑問を持ち、独立を決めたダルデ氏の試みは、10年以上も前のラングドックではまさに「実現しない夢」。周囲の反対や嘲りを受ける中で、この架空の怪物をシンボルにして、逆に夢の実現に対する情熱の証しとしたのです。

(※キメラ・・・ライオンの頭に山羊の胴、ヘビの尾を持ち、口から火を噴く怪物)

マス・デ・シメールのワイン

 F-9749 マス・デ・シメール、エヤード Vdp

 F-8927 マス・デ・シメール コトー・ド・ラングドック

 F-9747 マス・デ・シメール、テラス・デュ・ラルザック

 


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