Wine List 【 F-5275 】

『ベガ・シシリア』『Ch.ラトゥール』をも凌ぎ
業界を震撼させたベルトラン・スルデ氏が
故郷・ロワールで造る渾身のシノン
les Pansees de Pallus

 

注目のきっかけは・・・
2004年にシバリタス(ペニン誌)がパリで主催した、ホセ・ペニン氏とミシェル・ベタンヌ氏によるブラインド・テイスティング。両氏がそれぞれの国から最高だと思う10アイテム、計20のワインを試飲。
こうした試飲は、しばしば驚くべき結果となるものですが、当時世間にほとんど知られていなかったベルトランのリベラ・デル・ドゥエロ『ドミニオ・デ・アタウタ』が『ベガ・シシリア ウニコ 1994』と同点、『シャトー・ラトゥール 2000』には僅差で勝つという衝撃的な結果となり、スペイン国外でも一挙に注目されることになりました


リベラ・デル・デュエロ『ドミニオ・デ・アタウタ』の成功で一大センセーションを巻き起こした
ロワール出身ベルトラン・スルデ。

その彼が持てる技を余すところ無く発揮し、故郷シノンで命を吹き込んだ
渾身のカベルネ・フランが「レ・パンセ・ド・バリュ」です。

溢れる果実味、アロマティック、滑らかで洗練された喉越し。
“保管しておきたいがそうするには既にあまりにも喜びを与えてくれる”
(Wine Adovocate#172, #2005年/90点)
と「ワイン・アドヴォケイト」も手放しで称賛するほど。

最上の区画で最高の魅力を発揮したカベルネ・フランです。

 



リュット・レゾネ

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ドメーヌ・パリュ
レ・パンセ・デ・パリュ シノン・赤

Domaine de Pallus
Les Pensees de Pallus 2006 Chinon Rouge


産地 : フランス、ロワール河中流、トゥレーヌ地区、シノンAC
生産者 :  ドメーヌ・パリュ(ベルトラン・スルデ)
品種  : カベルネフラン
栽培面積 : 18ha
平均樹齢 : 35年
収穫量 : 31ha/hl
年間平均生産量 : 約34,000本
( ドメーヌの総生産量は75,000本。うち約20,000本は父親のキュヴェとして、残りは瓶詰めせずネゴシアンに販売している。) 
熟成 : オーク樽熟成 18ヶ月 ((新樽比率 7%。オーブリオンの2年樽、3年樽を使用)
フィルター : ノン・フィルター、清澄もなし
アルコール度 : 12.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。 ミディアムボディ
標準小売価格 : \2,995.

美しい果実味と飲み応えのあるシノン。赤パプリカ、カシス、ブルーベリー、ビターチョコ、カラメルなどを想わせる芳醇な香り、それらをきれいに包む絶妙の樽感、滑らかでフィネスあるのど越しと、果実味を残す長い余韻。

ベルトランが語る2006Vntの「パンセ・デ・パリュ」:
このキュヴェの魅力は飲みやすく、とてもアロマティックであること。そして同時に熟成のポテンシャルをもち、長い余韻が楽しめることです。 2006年は畑の管理が素晴らしく上手くいったこと、わたし自身がシノンのカベルネ・フランの栽培・醸造において徐々に経験を蓄積できているので、区画ごとの土壌の違いを生かすためにどうすればよいのか分かりました。醸造に関しても前年よりうまくでき、シノンのカベルネ・フランをよく表現したまさにパンセ・ド・パリュのスタイルといえるヴィンテージです。

 

 

まだ若干32歳の醸造家ベルトラン・スルデ氏。「ドメーヌ・ド・パリュ」は1883年創立のシノンにある彼の実家ですが、ボルドー大学で醸造を学んだ後、彼の経歴は多岐に及びます。

人間的に最も影響を受けたというプリオラートの『アルバロ・パラシオス』を始め、チリの『サンタ・リタ』、ボルドーでは『ムートン・ロートシルト』、『レオヴィル・ラスカーズ』等そうそうたる生産者の元で修行を積み、2000年、スペインの『ドミニオ・デ・アタウタ』(マドリットのワイン商ミゲル・サンチェス氏所有)で醸造家としてデビューしました。
故郷を想わせるアタウタの渓谷、フィロキセラを免れたテンプラニーリョの古木、大西洋気候とは異なる厳しい気候条件と高いポテンシャルを持つテロワールに魅せられチャレンジ精神を掻き立てられたといいますが、そのアタウタをわずか数年でトップ・ワイナリーへと導いた驚くべき実力の持ち主。すでに銘醸リベラ・デル・ドゥエロでも屈指の生産者としての存在感を放っています。

そのベルトランの新たな挑戦が故郷のパリュ。シノンの象徴、カベルネ・フランを使い、徹底した区画管理のもとでロワールの繊細さとパリュのテロワールの持つ真の魅力を伝えています。
初ヴィンテージは2004年。これから先がますます楽しみな注目の生産者です。

● 『レヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス』 2007年6月号でも注目
『ベルトラン・スルデは南のルートを経由し経験を積んだ。
数々のメドックのグラン・クリュ、プリオラートのアラヴァロ・パラシオスで醸造し、リベラ・デル・デュエロではパーカースタイルのワインを手がける。
2004年に父親が引退を決めた為、シノンの実家のワイン造りにも着手し、クラヴァンのカーヴの工事を始め、コンクリートタンクや開閉式タンクなど設備投資をしました。また父とは異なるスタイルを実践し、パーセルごとに醸造するなど改良を続けている。
シノンの偉大なキュヴェはもうすぐお目見えするであろう。』

 

S-308 ドミニオ・デ・アタウタ 

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