ジャニエールのオート・コートの白ワイン



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ドメーヌ・アラン・ジャニエール
シャルドネ
ブルゴーニュ・オート・コート・デ・ニュイ 白

Domaine Alain Jeanniard
2001 Chardonnay
Bourgognu Hautes-Cotes de Nuits


産地 : フランス、ブルゴーニュ地方
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイAOC
生産者 : Dm.アラン・ジャニエール
品種 : シャルドネ 
アルコール度 : 13.0%

飲みました。ワイン会(2003/11/23)で。かねてよりインポーターの自ら“ブルゴーニュ番長”を名乗る高橋景子さんより「すばらしい」と聞いていたので、ある期待感はあったのですが、もうー、すごい!強い!ミュルソーというより、上質のピュリニーと言った感じを受けました。確かにこのクラスでは出色です。

ニュイ サン ジョルジュから17km斜面を登った場所で、冬には10〜20cmの雪が積もる高台です。
このワインは、開栓と同時にインパクトのあるムルソーの様なアロマ。溢れ出るミネラルや、燻し香と微かに香るハニーに驚かずにはいられません。すべてのHaute Cotes de Nuits Blancの中でトップ3に入る程のバランスを持っています。
特に驚くべきはその味わいです。とろりと落ちるときに咽に張り付く旨味は素晴らしく、舌の上にじんわりと残る酸味は品が良く、このクラスとは思えないほど長く続き、アフターはミネラル分が強く残ります。
硬い風味と旨味のある酸とコク、長い余韻は時間がたっても変わることなく、クリーミーな香りが加わってきます。さらに、通常では信じられませんが、開栓3週間後でもバランスは崩れる事なく美味しさは続いていました。
 
ドメーヌ・アラン・ジャニエール(インポーターのリリースシートより)
 98年よりC.F.P.A(ボーヌの醸造学校)の醸造責任者コースに通いながら、オスピスドボーヌのヴィニュロンとして昔からの自然な方法で畑に携わっている。所有する畑は約1.5haと極めて小さいが祖父の代から農薬、化学肥料、除草剤は一切使用していない。2000年よりドメーヌを初めリュット・レゾネで運営。除草剤はゼロであるから、代わりに鍬で耕し雑草の根を掘り返す方法をとる。
醸造は至って簡単。手摘みで選果も丁寧に選りすぐられる。昔から変わらない方法で発酵されるが、その時に使用されるSO2はブドウ本来のキャラクターやワインの緻密な味を大切にするため、ごく少量に抑えられている。後は、原料であるブドウが唯一高品質を約束してくれる。


狼はモレサンドニ村のシンボル

コート・ド・ニュイはヴォーヌ ロマネ、シャンボール ミュズニ、ジュヴレ シャンベルタンの順でアペラシオンの人気が決まっている、と聞いたことがある。これは、グランクリュの人気順らしい。
では、ニュイ サン ジョルジュとモレ サン ドニではどちらの人気が高いかと考えた場合、これがニュイ サン ジョルジュと答える人が多いのではないだろうか。ニュイ サン ジョルジュには「G.C」が存在しないのにも関わらず。昔の話らしいが、Moreyの人気が低いため畑名として「Morey St.Denis Chambertin」とChambertinの名前を入れてみてはどうか、などと言ったことがブルゴーニュでも実際にあったと聞く。当然ながらMorey側は断固として拒否した。この土地だけが表現できるテロワールを彼らは良く理解していたのだろう。

アラン・ジャニアールは1755年から続く先祖代々の誇り高い気質を受け継ぎ、このテロワールを十分に表現するワインを作り出す若き醸造家である。大変に控えめで内気な青年だが、決して流行に左右されることのないテロワールのあるべき姿を追及することに徹する。強い意志を感じる生産者である。
記念すべき初ヴィンテージ2000年は大変苦労した年であったが畑仕事に十分な時間を費やし、収穫においてはしっかり選果を行い作柄を超えるワインを造ることに成功した。
赤ワインは樽で熟成されているが、そのうち20%が新樽熟成である。白は50%が樽内発酵で残りはステンレスタンク、瓶詰前にアッサンブラージュをする。

その他取扱いのアラン・ジャニエールのワイン
●F-1632 ジィブレイ・シャンベルタン 2001


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