1998はローズマウント・エステイトの名声を築いたオートレィ家がオーナーだった時のしかも最盛期のヴィンテージ。1998年にまだ25回目のヴィンテージを迎えたばかりでありながら、ローズマウントとオートレイ家は、1999年のサンフランシスコ・インターナショナル・ワイン・コンペティションにおいて、アメリカ以外のワイナリーでは初めての快挙である、名誉ある 『ワイナリー・オブ・ザ・イヤー』 を受賞しました。
ローズマウント・エステートはこのコンペティションで最も優秀な成績を納めたワイナリーとして、ずらりと並んだトロフィーの数々、ローズマウントのすべてのワインを飾るダブル・ゴールド・メダルやゴールド・メダルは、世界のワイン業界の中で、ローズマウントがオーストラリアを代表する最高のワインであることを如実に物語っていました。
今日、ワイン愛好家、ワイン審査員、ワイン批評家、そして他のワイン・メーカーさえも、「フル・フレーバー」「イージー・ドリンキング」(果
実味の豊かさと飲みやすさ)が完璧に調和したスタイルこそがローズマウントの特徴だということを認めています。
ボブ・オートレイの言葉です。「この調和は簡単なことではありません。」「でも、それを実現するのがローズマウント・マジックなのです。」
そして、その醸造の全指揮をとるのがフィリップ・ショー。
フィリップは毎日何時間もワイナリーでワインメーカーたちと共に働きます。テイスティングやブレンドをし、ワインメーカーたちに自分の目指すものについて語り、そのワインへの期待を膨らませます。
「
全てのワインに手抜きをしない」これが彼のモットーでもあります。
こうした努力の結果、フレーバー、奥深さ、安定性が様々なスタイルと価格のワインに凝縮されてゆきます。
「オーストラリアワインが世界に知らしめたものは、その品種のぶどうが持つフレーバーを尊重することだと私は思います。私はローズマウントでこれを実践し、"豊かな果実味と飲みやすさ"
で知られているワインを造ってきました。確かにこれは難しい仕事で、それだけにやりがいのある仕事です。」