南オーストラリア州

パーカー・クナワラ・エステイト


Perker Coonawarra Estate :

南オーストラリア州、クナワラ 
設立年:1985年
総生産量:5,000ケース(2001年)
ワイン・メーカー:ピーター・ビッセルなど

 

パーカー・クナワラ・エステイトは、1985年ジョン・パーカーによって設立されました。南北に細長いクナワラの最南端に位置する水はけのよいテラロッサ土壌に、カベルネソーヴィニォンを中心にカベルネフラン、メルロ、プティ・ヴェルドが植えられました。

ブドウ栽培を任されているのは、クナワラでも指折りの栽培家ダグ・パルネイヴィスです。彼と息子のピーターが丹念に育てる樹からは凝縮したブドウが収穫されます。ワイン造りもパルネイヴィスのワイナリーで行われ、ピーター・ピッセルらが醸造に当たっています。2002年初頭にパーカー・エステイトのワイナリーとドア・セラーが完成する予定で2002年ヴィンテージからは自分のワイナリーで醸造が可能になります。

収穫されたブドウのうち最高の物だけを集めて造られるのがファースト・グロスです。ファースト・グロスの最初のヴィンテージは1988年で1992年、1995年、1997年のようにブドウの品質がファースト・グロスのレヴェルに達していないと判断された年には生産されません。すべてセカンド・ラヴェルであるテラロッサ・カベルネソーヴィニォンにされてしまいます。

ファースト・グロスはデヴュー以来オーストラリアのトップ・カベルネソーヴィニォンのひとつに数えられております。なかでも」1998ヴィンテージハ、2001年英国ワイン・マガジン主催で行われたクナワラ試飲会で96点を獲得し優勝しました。テラロッサも93点を獲得しベスト6に選ばれました。

2013年からオーナーとなったハスケスファミリーもジョン・パーカーのビジョンを引き継ぎ、テラロッサ土壌に徹底的な敬意を払うことを哲学としています。
そして、この土地を守ることはワイナリーの成功に不可欠であり、彼らの役割はこのブランドを育て、可能な限り最高のワインを造り続けることだと信じています。

Ar-2517 パーカー・クナワラ・エステイト、 1st グロス 1999
Ar-4665 パーカー・クナワラ・エステイト、 カベルネソーヴィニォン 2002


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