WineList 【 Us-3049 】

タンク熟成と樽熟成のシャルドネのブレンド
シャブリとムルソーの融合といった趣き

ワイン用ぶどうの栽培地域として、オレゴンはピノ・ノアールの栽培に、特に気候の面で大変適した土地です。 
昼間はおだやかで、夜は大変涼しくなる理想的な気候のもとで、オレゴンのぶどうはその本来の特性を最大限に発揮し、ワインは卓越したフィネスを持つものになります。
ドメーヌ・ドルーアン・オレゴンの自社ぶどう畑は、ポートランドの南西約50kmに位置する、ウィラメットバレーの「レッド・ヒル」の南側斜面にあります。
現在、125エーカーの農地のうち、85エーカーにぶどう樹が植えられています。
ドメーヌ・ドルーアン・オレゴンでは、クローンの選択、植樹密度、土の耕し方まで徹底的にこだわっています。  特筆すべきなのは、全米ではないにしろ、少なくともオレゴンにおいては最高密度の密集栽培を行っていることで、1エーカーあたり3110本(1ヘクタールあたり7700本)のぶどう樹を植えています。
レッドヒルの標高は、コートドニュイとほぼ同じ260mで、気候もブルゴーニュと同じリージョン1です。
(インポーターのHPより転載)


 

 

 

ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン
シャルドネ “アーサー”

Domaine Drouhin Oregon
Chardonnay " Arthur " 2016


産国

アメリカ、オレゴン州、ウィラメット・ヴァレー

産地呼称

ダンディヒルズAVA

生産者

ドメーヌ ドルーアン・オレゴン

醸造家

ヴェロニク・ドルーアン女史

品種

シャルドネ 100%

収獲

2016年8月30日〜9月28日

醸造

天然酵母。20日前後。フレンチオーク(22〜25℃)とステンレスタンク(20℃)それぞれ50%の割合で醗酵。小樽熟成。8ヶ月。新樽はなるべく使用せず、25%を超えることはありません。

アルコール度

13.9%

瓶詰

2017年9月

容量

750ml

生産量

タイプ

白ワイン。フルボディ

サービス

11℃〜13℃/ now 〜2025年以上

保存方法

紫外線を避け、冷暗所

参考評価

 シャルドネの品種特性とオレゴンのテロワールを表現するため、新樽比率を25%以下に抑え、8ヶ月間ステンレスタンクとフレンチオークでそれぞれ熟成。“酸のきれいなシャブリ”と“穏やかなムルソー”のふたつのスタイルを絶妙にアッサンブラージュしています。アーモンドや蜂蜜を想わせる味わいが口中に溢れ、フレッシュで長い余韻が感じられます。

〃eronique's Tasting Notes

A fresh, floral nose of acacia and magnolia blends beautifully with almond notes
and a hint of anise. Elegant and refined, the texture has density without weight.
Flavors of pear, lychee and a touch of lemon custard present a complex,
harmonious picture now, but the lively balance means you can easily cellar
the 2016 Arthur for the next three to five years.

 

 

ドルーアン・オレゴンの誕生

ブルゴーニュのドメーヌが新大陸へ進出するのは、大変めずらしいことです。しかもドルーアンは、それまで無名だったオレゴンを選んだのですから、当時は大変な話題をよびました。ドルーアンをオレゴンに進出させた大きなきっかけは、1979年のパリでの比較試飲会でした。

この時、トップになったのはドルーアンだったが、オレゴンのピノ・ノワールが3位になった。この結果に納得いかなかった当主のドルーアンは、ボーヌでもう一度ブラインド・テストをやりなおした。ところが、結果を見ると、第一位はドルーアンのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ61年だったが、第二位はやはりオレゴンのピノ・ノワールワインだったのである。(中略)現在すでにかなりの品質のものをだすようになっている。ブドウの樹齢が高くなったら、これからどうなるか興味はつきない。
(ワイン王国No.9「ピノ・ノワール物語 推薦10本の極上ピノ・ノワール」山本博著より抜粋

 


ワインメーカー
ヴェロニク・ドルーアン女史

ドルーアンはオレゴンの地に深い興味をそそぎ、娘ヴェロニクをオレゴンのワイナリーに勉強に赴かせました。その後、ワイナリーの隣りの土地を購入し、現在、そこはヴェロニクがワインメーカーとして指導力を発揮し、最新の設備を整えながらも、ブルゴーニュの良さを最大に生かしたワイン作りを行っています。
近年このワインは、ホワイトハウスで各国の要人を迎える晩餐に頻繁に登場し、新しいピノ・ノワールの世界をオレゴンから世界に披露し始めています。

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンのワインはコチラを参考にしてください


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