Wine List 【 S-3520 】

奇跡の白ワイン「アス・ソルテス」のセカンド
Louro do Bolo
スペインのスーパー・ブランコ

 

ペイン最高のブランコが誕生した。プリオラートのカルトワイン「レルミタ」のアルバロ・パラシオスの実の弟、ラファエル・パラシオスが造る白ワインだ。フランスでワイン醸造を学んだ後、オーストラリアに渡ったラファエルは、そこで白ワイン造りに開眼。スペインに帰国後、兄のアルバロと共にリオハのパラシオス・ラモンドを運営していたが、兄とは違う道を歩むことを決断。
2004年、バルデオラスに葡萄畑を購入し、スペイン最高の白ワインを造る夢への挑戦を始めたのだ。この地では、多くの農家が標高の低い場所や渓谷の下に葡萄畑を所有している。しかし、ラファエルは、標高600m以上で、白ワインにとって最高とされる花崗岩土壌の南向きの斜面にある段々畑を選んで購入。土着品種である
ゴデーリョ種の古樹の葡萄から、初めてのワインとなる<As Sortesアス・ソルテス>を生み出したのだ。
パラシオス家の血は、やはりすごかった!このアス・ソルテスは、バルデオラスでのラファエルの初挑戦にも関わらず、2005年物がワイン・アドヴォケイトで92点、ワイン・スペクテーターでも92点、ペニンガイドでは93点を獲得し、スペインワイン界に衝撃を与えたのだ。
しかし、超極小生産のため購入できたのは一部の限られた人のみ。このため、翌年ラファエロは<
Louro do Boloロウロ・ド・ボロ>というセカンド・ワインを醸造。自身のワインをより手頃な価格で多くの人に飲んでもらい、ゴデーリョ種やDOバルデオラスに関心を持ってもらいたいとの願いを込めてリリースしたのだ。こちらも初ヴィンテージがWAで91点を獲得。一方のアス・ソルテスの2006年物は、IWSで92点、ペニンガイドではスペインの辛口白としては別格の94点を獲得し、ラファエルの白ワインの名声はもはや不動のものとなったのである。


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ラファエル・パラシオス
ロウロ・ド・ボロ 
ヴァルデオラス 白

Rafael Palacios S.L
2021 & 2022 Louro do Bolo Valdeorras D.O.  


産地 : スペイン、ガリシア地方、ヴァルデオラスDO
生産者 : ラファエル・パラシオス
ブドウ品種 : ゴデーリョ種92%、トレイシャドーラ8%
収穫 : 手摘み
単位収穫量 : 35hl/ha
発酵・熟成 : 発酵に先立ち,10-12度で8-10日間のスキン・コンタクトを施す。その後,フランス/ノルマンディ産の樽(容量30ヘクトリットル)でアルコール発酵を行う。発酵終了後,引き続き樽で熟成を行う。熟成はシュール・リーの状態で行い,定期的にバトナージュを施す。熟成期間は5ヶ月。マロラクティック発酵は行わない。
アルコール度 : 14.0%
容量 : 750ml
タイプ : 白ワイン。 辛口
有機栽培
2019参考評価:
ワイン・アドボケイト 93点

  

淡いレモンイエロー。はこべなどの柔らかい葉、ズッキーニなどの緑の皮を持つ野菜のみずみずしい青い香りがクリアに香ります。しっかりした酸味に支えられた味わいは豊かで厚みがある。口の奥で樹皮のようなニガ味もちょっぴり感じられ複雑。素晴らしい! 
ゴデーリョという品種のワインは初体験ですが、どこかヴィオニエに似ているように思います。

歴代評価

2006

2007

2009

2010

2011

2012

2013

2014

WA

91

90

90

91

-

90

89

88

ヴィノス

89

92

91

91

92

91

91

92

ペニン

89

92

-

93

93

91

-

92

 

ガリシア州東部にあり、カスティーリャ・イ・レオン州と接しているバルデオラスは伝統的なガルナチャやパロミノが栽培されています。
90年代後半以降、ゴデーリョを使用したワインが高く評価され、短期間にスペイン有数の高級白ワイン産地に躍り出ました。またメンシアから赤ワインも作られています。

スペイン北西部のガリシア地方に位置する。高い山脈に囲まれ、シル川流域の渓谷にあるため、大陸性気候の影響を多く受け、寒暖差が大きく、冬は厳寒で降雨量が多く、夏は高温となる。このように、葡萄栽培に最適の条件があるにもかかわらず、山岳地帯で1軒当たりの農家が所有する畑の面積が非常に小さいため、今までは自家消費用としての少量生産しか行われていません。

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ゴデーリョ Godello :
白ブドウ。スペイン北西部のガリシア州とカスティーリャ・イ・レオン州の境を流れるシル川の渓谷が原産地。現在はDOビエルソとDOバルデオラスが主な産地。乾燥した土壌に適し、とくに斜面上で栽培されるものは品質が高い。円すい形の房は小ぶり。早熟で、短期間に成熟する。ガリシア州のアルバリーニョに比肩する高品級種で、りんご、桃、グレープフルーツ、バナナの洗練された果実のアロマを持ち、黄、黄金又は麦わらの色調を具えている。ワインはしっかりとした骨格で力強く、味わい深い口中にかすかにフローラルなアロマが広がり、デリケートでスムーズな口あたりが特徴。非常に複雑な味わいでしなやかな飲み心地をもつ白ワインになる。

 ラファエル・パラシオスのワイン

「パラシオスの名前がつくだけで、ワインが魔法を帯びる。
これはまさにコート・ド・ボーヌのシャルドネだった。
・・・5年後には世界を席巻しているだろう。
ピュリニィ・モンラッシェと結びつける評論家が多いのは無理もない・・・。
YOMIURI ONLINE 2011年7月1日

 ● S-3520 ラファエル・パラシオス、ロウロ・ド・ボロ

  S-3521 ラファエル・パラシオス、アス・ソルテス

  S-3523 ラファエル・パラシオス、ソルテ・アンティガ 2019 バルデオラスDO

  S-3522 ラファエル・パラシオス、ソルテ・オ・ソロ


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