今、リオハで最も注目をあつめている生産者はボデガ・ランです

「2001クレメン・リゼルバ」が昨年ビルバオで行なわれたワイン・ティスティングの国際コンクールで、シャトー・ラトゥールと同等の評価を受けて見事リオハNo１に輝いたのです。

それだけではありません！
ドイツのワイン専門誌「ヴァイン・ウント・ヴィッセン」が昨年２月におこなったテイスティングでも、あのビングス（９５点）やベガ・シシリア（９６点）を超える９８点を獲得してしまった。

リオハで伝統を重んじながらも新しい観点からワイン造りを見つめなおし、 「もう一つのリオハの赤」の生産に取り組んだボデガ。

1972年に創設され、1988年に現オーナーである富豪セラヤ家に所有権が移譲された。同時に巨額な資金が投入され最先端の設備を整えたボデガに生まれ変わった。また、造られるワインそのもの、ワイン造りのプロセス、それにワイン造りの理念も従来のものと全く異なる革新的なものになり、このボデガの新しいワインスタイルはアバンギャルドと評されている。

ボデガ・ラン
ラン・ア・マーノ
エディシォン・リミターダ　リオハ・赤

Bodegas Lan
Lan a Mano 2003
Edicion Limitada Rioja D.O.Ca

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生産地　：　スペイン、リオハD.O.Ca、ランシアーノ畑、パゴ・エル・リンコン区画
生産者　：　ボデガ・ラン社
品種　：　テンプラニーニョ８５％、マスエロ１０％、グラシアーノ５％
樹齢　：　８０年
単位収穫量　：　hl／ha
醸造　熟成　：　パゴ・エル・リンコンの樹齢80年の葡萄から醸造。完全に除梗した葡萄は、28度に温度管理したステンレスタンクで２−３日間発酵させた後、４週間に亘ってマセラシオンを行う。アリエ産フレンチ・オークのバリック（新樽100％）でマロラクティック発酵を行い、その後ロシア産オークのバリックで９ヶ月熟成。無清澄、無濾過。
生産本数　：　１８，０００本
ワインのタイプ　：　赤ワイン。フルボディ
アルコール度　：　１４．０％

「クレメン・リゼルバ」と並ぶラン社の旗艦ワイン。
濃く、はっきりしたチェリー・レッド。バリックがのり過ぎず、熟した赤い果実が感じられる。スパイシーで、ロースト／バルサム系のアロマとミネラルのノート。広がりのある味わいで、熟した甘いタンニンが複雑さを与えている。存在感があり、非常に余韻が長い。
サービスは17-19度、煮込み料理、ジビエを用いた肉料理、ウォッシュタイプのチーズに最適。

☆ワインスペクテーターオンライン2006年7月13日
『パワフル且つ、優美、豊満で熟したこの赤は、コーヒーやトーストしたオークの香りを伴う。新鮮で凝縮感があり、ブラックベリーやスグリを感じさせる。口中は奥深く、新鮮でバランスが取れている。フィニッシュはクリアで甘みをおび、またフローラルでミネラル感が感じられ、極めて素晴らしい。飲み頃は今から2010年まで。』