Wine List 【 S-054 】

スペイン、シラーの元祖


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マルケス・デ・グリニョン
シラー ドミニオ・デ・バルデプーサ

Marques de Grinion
Syrah
2007 & 2011 Dominio de Valdepusa


産地 : スペイン、ラマンチャ州、トレド県 マルピカ・デ・トレド
格付け : ドミニオ・デ・バルデプーサDO
2002年よりこの畑単独でと認定された
生産者 : マルケス・デ・グリニョン
栽培アドバイザー:リチャード トマース氏(オーストラリア人の栽培学の権威)
醸造アドバイザー:ミシェル・ロラン
ブドウ品種 : シラー100% 
醸造 : 25〜28℃の温度でステンレスタンク10〜14日発酵、マロラクティック発酵
熟成 : フレンチオーク(アリエ産とヌヴェール産の新樽33%、1、2年樽67%)バリックで13ヵ月熟成、ノンフィルター・ボトリング後1年瓶熟成。
アルコール度 : 14%
容量 : 750ml
生産量 :  
タイプ : 赤ワイン、フルボディ
 

深いブラックチェリーの色。複雑なアロマを持ち、熟した果実、スパイス、バルサミコの香り。口に含むと強烈でボリューム溢れる果実を感じます。パワーと深遠さを備えた味わいで、良質で柔らかな酸と肉感的なタンニンの豊かさのバランスも良く、厚みがあります。野趣あふれるマッチョな品種としては以外とも思えるほどの滑らかな舌ざわりです。そして、期待を裏切らない、見事にリッチで長い余韻が楽しめます。

シラーの本家、ローヌの銘醸ワインを凌駕するワインであり、長期に瓶熟成をさせると、意外な一面を見せてくれるようなきがします。

 

 

マルケス・デ・グリニョン Marqus de Grinon
1937年スペインのセルヴィア生まれのカルロス・ファルコ氏が経営する、最近極めて注目されているマドリード近郊のワイン会社です。1963年近代的なワイン醸造学で有名なカリフォルニア大学デイヴィス校で、暑い気候のもとで高品質なワインを造る技術と温度調節機能が付いたステンレスタンクでの発酵技術、イリゲーション(灌漑)技術等(現在は広く知られた技術ですが、当時は未知の先進技術)をいち早く研究しました。彼は、ラ マンチャなどの無名なエリアのほとんどの人たちにはまだ「量より質を求める」という考え方が無い中、1974年にスペイン中央部のラ・マンチャから少し離れたドミニオ・デ・ヴァルデプサにカベルネソーヴィニオンを植え、先進的な試みをスタートしました。カベルネから始めたワイン造りは、シャルドネ、メルロー、シラー、プチ ヴェルドと言ったフランス系の品種を植え、ワイン法にとらわれず革新的なワイン造りに挑戦、従来とは全く違う新しいスタイルを築き上げました。栽培にはヨーロッパでは唯一、リチャード・トマース氏(オーストラリア人の栽培学の権威)のアドバイスを受けています。醸造では、ワイン関係者では知らぬ者のないエノロジスト、ミシェル・ロラン氏のアドヴァイスを受け、完璧とも言えるワイン造りの環境を整えています。1993年から造り始めたシラーは、1995年にはワイン専門誌で、なんとギガルのコート・ロティ・ラ・テゥルク、ペンフォード、グランジと同じ93/100点の最高に近い評価を受けました。リオハワインは、ベルベラーナ社とのジョイントベンチャーから生まれました。
彼の先進的でアグレッシヴな活躍・成功と、スペインの王族と繋がりのある古い高貴な家柄でありながら飾らない親しみ易い人柄と相まって、スペインでは単なる成功したワイン生産者というより国民的スターといった扱いを受け、雑誌には常にどこかに彼の名前や行動が掲載され、スペインの人たちの注目の的となっています。
ヒュー ジョンソンのポケット ワイン ブックに「ワイン産地としては知られていない、マドリードの南のトレド近郊で、きわめて上質のカベルネと新しい申し分のない『シラスShirz』を産している企業心旺盛な貴族。…申し分のないリオハやリベラ デル ドゥエロのドゥリウスも。★★★」と掲載されています。
(インポーターのワインリストより転記)

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