Wine List 【 i-977 】

大古酒! まだD.O.C時代のバローロ
Mirafiore 1964


 

ミラフィオーレ、バローロ
Mirafiore. 1964 Barolo D.O.C


産地 : イタリア、ピエモンテ州(2)、バローロ
格付け : D.O.Cバローロ
生産者 : ミラフィオーレ社
(オーナー: ガンチャ社)
品種 : ネッビオーロ 
収穫 : 手摘み
醸造 : 
ヴィンテージ : 1964年
アルコール度 : 13.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。飲んでおりません
インポーター : ミレジム
入荷日 : 2008年6月26日

「ミラフィオーレ、バローロ 1964」のラヴェルがフォンタナフレッダのラヴェルに似ているとおもいませんか?
それは、たぶん下記に記載したような歴史的な事情によるものと思われます。

 

 

 

 

 

 

現在、ミラフィオーレは、スプマンテやヴェルモットの生産者として有名なガンチャ社が所有するスティルワインのブランドです。

かつて何世紀もの間、イタリアの王族ミラフィオーレ家がピエモンテ州を支配しており、特に、ガストーネ・ディ・ミラフィオーレ伯爵は、1861年のイタリア統合の際、主要な役割を果たした人物でした。
古くからこのエリア全体がフォンタナフレッダと呼ばれていました。イタリア建国の父「エマニュエルヴィットリア2世」がフォンタナフレッダを所有しており、2番目の妻ローザ夫人との間に出来た子供がワイン造りに積極的に取り組み始め、地域を代表するワナリーとして認められるようになりました。
しかし、1931年に、フォンタナフレッダはシエナの銀行に買収されることになりました。
それ以前は、‘ミラフィオーレ’という名前が、この土地でできるワインにつけられていたのですが、その買収時に、ミラフィオーレの名前と土地はガンチア社に売られることになりました。

ガンチャ家はそのミラフィオーレ家に仕えるワインのオフィシャルサプライヤーでしたが、バローロやバルバレスコなどピエモンテ州を代表するワインを醸造するため、1932年、ミラフィオーレが所有していた土地を購入したのです。

 

●i-9778 ミラフィオーレ、バローロ 2004 DOCG

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