Wine List 【 i-3428 】

隣の州、プーリアの契約畑から

Primitivo
〜 角のない滑らかなタンニン 〜

 

カンパーニャ州の内陸部に広がる丘陵地帯イルピニアは、タウラジ、フィアーノ・ディ・アヴェリーノ、グレコ・ディ・トゥーフォという3つのDOCGを抱えるワイン造りの中心地域である。
この地のポテンシャルを世界に知らしめた先駆的存在、フェウディ・ディ・サングレゴリオの設立者の一人であるマリオ・エルコリーノは、同醸造所で醸造責任者を務めつつ、自らのアイデアを表現できる新たな場所を探していた。アブルッツォのファルネーゼが興した数々の共同プロジェクトにもエノロゴとして参加していた彼は、理想の土地を求めてイタリア各地のブドウを試食していたが、故郷のイルピニアを旅行中に口にしたブドウの香り高さに衝撃を受け、この地で受け継がれてきた土着ブドウから頂点のワインを生み出そうと決意。弟のルチアーノとともにサン・グレゴリオから独立し、2003年にヴィノジアを設立した。
今や、サン・グレゴリオやマストロベラルディーノと並ぶカンパーニャを代表する造り手にかぞえられています。

エルコリーノ兄弟が本気を見せる
カンパーニャの伝道師が
「本当に造りたかった」ワイン
レベルが高いゾ!
VINOSIA

 


ヴィノジア、プリミティーボ
サレント 赤

Vinosia. 2010 Primitivo
Salento
I.G.T


産地 : イタリア、プーリア州(16)の契約畑
格付け :  サレントIGT
生産者 :
 ヴィノジア社
(マリオ&ルチアーノのエルコリーノ兄弟)
醸造責任者 : マリオ・エルコリーノ
ブドウ品種 : プリミティーボ種100%
アルコール度 : 13.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。フルボディ
標準小売価格 : \2,520.

エルコリーノが自社畑を探していた折に一つの候補地となったのがプーリア州サレント。契約畑としてブドウを購入することになり、サレントから運ばれたプリミテーヴォをカンパーニャの自社セラーで醸しました。
2009Vntなどはルカ・マローニで92点と信じられないポイントを獲得したワイン。

ジューシィで、口の中いっぱいに赤い果実が広がる。タンニンは細かく、角のないソフトなスタイルで各要素のつながりが非常に滑らか。気軽に楽しむのにうってつけなコストパフォーマンスに優れた1本。

 

セラーを構えるのは、ヴェスヴィオ火山の麓にあるルオゴザーノ(DOCGタウラジのコミューンのひとつ)で、イルピニア全域に広がる所有畑は海抜400-700mに位置している。石灰や粘土を含むミネラル豊富な古い火山性土壌の畑ではファランギーナ、グレコ、フィアーノやアリアニコといった土着ブドウのみが栽培されており、この独特な土壌に加えて海抜の高さと昼夜の寒暖差が大きい大陸性気候により、ヴィノジアのワインの特徴であるエレガンスとミネラル感がもたらされる。これらの恩恵を最大限ワインに反映させるため、それぞれのブドウに最適な仕立てや植樹密度を考え、収量を制限し、ブドウが完璧に熟するまで待って手作業で収穫を行っており、特に黒ブドウにおいてはブドウの実だけでなく茎まで成熟するよう注意が払われる。また、隣州のプーリアでも契約畑のブドウからワインを手掛けているが、ただブドウを買うだけでなく、クオリティを確保するため自社畑と同じく栽培から深く関わっている。

醸造過程において彼らが最も重要視するのは、ブドウの果実味をワインの中に完全に移し、果実味の中にそれぞれのブドウの特徴、ひいてはそのブドウが育ったテロワールを表現することである。土着ブドウの個性と現代的な感性が見事に融合したワインは非常にクリーンで美しい。 

 

ヴィノジアのコンセプト

1).すぐに、そして普遍的に飲めるワインを造ること
2).飲む人に、造り手の思いとテロワールが詰まったワインをより身近に感じてもらうこと

 

ヴィノジア Vinosia 社のワイン

i-3420 ヴィノジア、フィアーノ・デ・アベリーノ D.O.C.G

i-3421 ヴィノジア、グレコ・ディ・トゥフォ D.O.C.G 

i-3427 ヴィノジア、アリアーニコ D.O.C

i-3430 ヴィノジア、タウラジ D.O.C.G

i-3431 ヴィノジア、ラヤマグラ 2002 タウラジ・リゼルバ
D.O.C.G

i-3424 ヴィノジア、ネグロアマーロ サレントI.G.T

i-3428 ヴィノジア、プリミティーボ サレントI.G.T


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