Wine List 【 i-3430 】

.ecanter World Wine Awards
97/100
Taurasi 2016

 

カンパーニャ州の内陸部に広がる丘陵地帯イルピニアは、タウラジ、フィアーノ・ディ・アヴェリーノ、グレコ・ディ・トゥーフォという3つのDOCGを抱えるワイン造りの中心地域である。
この地のポテンシャルを世界に知らしめた先駆的存在、フェウディ・ディ・サングレゴリオの設立者の一人であるマリオ・エルコリーノは、同醸造所で醸造責任者を務めつつ、自らのアイデアを表現できる新たな場所を探していた。アブルッツォのファルネーゼが興した数々の共同プロジェクトにもエノロゴとして参加していた彼は、理想の土地を求めてイタリア各地のブドウを試食していたが、故郷のイルピニアを旅行中に口にしたブドウの香り高さに衝撃を受け、この地で受け継がれてきた土着ブドウから頂点のワインを生み出そうと決意。弟のルチアーノとともにサン・グレゴリオから独立し、2003年にヴィノジアを設立した。
今や、サン・グレゴリオやマストロベラルディーノと並ぶカンパーニャを代表する造り手にかぞえられています。

VINOSIA
  

 

ヴィノジア、
タウラジ サンタンドレア 2016 赤

Vinosia.
2016 Taurasi Santandrea
D.O.C.G


産国

イタリア、カンパーニャ州

産地呼称

タイラジ DOCG

生産者

ヴィノジア社

品種

アリアーニコ種 100%

醸造

12日間マセラシオン。フレンチオークで部分的に土着の酵母を用いて発酵。14ヶ月バリック熟成。

アルコール度

14.0%

容量

750ml

タイプ

赤ワイン、 フルボディ

サービス

16℃〜19℃。 Now 〜 2030

保存方法

紫外線を避け冷暗所

評価(2016V)

デカンタ・ワールド・ワイン・アワード:97points

参考:2004Vntはワインスペクテーター93点
ルカ・マローニで95点と高得点!ルカ・マローニで95点以上を獲得したタウラジは同じヴィノジアの2003ヴィンテージだけです。

パテルノポリに位置する海抜500mの石灰質の火山性土壌を持つ北西向き斜面の畑のブドウを使用。昼夜の寒暖差が大きいミクロクリマが香り高さと熟度を育む。黒い果実やチョコレートの濃厚な香りにスパイスのヒント。目の詰まった凝縮感ある果実に豊富なタンニン。ふくよかさを堅固なストラクチャーが包み込む端正な味わい。
アリアーニコのおいしさ、ポテンシャルを存分に引き出した1本でコストパフォーマンスにも優れています。

 

セラーを構えるのは、ヴェスヴィオ火山の麓にあるルオゴザーノ(DOCGタウラジのコミューンのひとつ)で、イルピニア全域に広がる所有畑は海抜400-700mに位置している。石灰や粘土を含むミネラル豊富な古い火山性土壌の畑ではファランギーナ、グレコ、フィアーノやアリアニコといった土着ブドウのみが栽培されており、この独特な土壌に加えて海抜の高さと昼夜の寒暖差が大きい大陸性気候により、ヴィノジアのワインの特徴であるエレガンスとミネラル感がもたらされる。これらの恩恵を最大限ワインに反映させるため、それぞれのブドウに最適な仕立てや植樹密度を考え、収量を制限し、ブドウが完璧に熟するまで待って手作業で収穫を行っており、特に黒ブドウにおいてはブドウの実だけでなく茎まで成熟するよう注意が払われる。また、隣州のプーリアでも契約畑のブドウからワインを手掛けているが、ただブドウを買うだけでなく、クオリティを確保するため自社畑と同じく栽培から深く関わっている。

醸造過程において彼らが最も重要視するのは、ブドウの果実味をワインの中に完全に移し、果実味の中にそれぞれのブドウの特徴、ひいてはそのブドウが育ったテロワールを表現することである。土着ブドウの個性と現代的な感性が見事に融合したワインは非常にクリーンで美しい。 

 

ヴィノジアのコンセプト

1).すぐに、そして普遍的に飲めるワインを造ること
2).飲む人に、造り手の思いとテロワールが詰まったワインをより身近に感じてもらうこと

 

ヴィノジア Vinosia 社のワイン

i-3420 ヴィノジア、フィアーノ・デ・アベリーノ D.O.C.G

i-3421 ヴィノジア、グレコ・ディ・トゥフォ D.O.C.G 

i-3424 ヴィノジア、ネグロアマーロ I.G.T 

i-3427 ヴィノジア、アリアーニコ D.O.C

i-3430 ヴィノジア、タウラージ DOCG

i-3431 ヴィノジア、ラヤマグラ タウラジ・リゼルバ DOCG


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