MF Gentleman「イタリア赤ワインTop100」はイタリアのワイン・ジャーナリストの
チェーザレ・ピロン氏が各イタリアワインガイドに掲載されたスコアを合計しランキングにする
MF Gentleman誌の企画。
その「イタリア赤ワインTop100」2012にてエス2009Vntが総合得点のNo.1に輝き、
その後も2010Vnt,2011Vntと３年連続No1に輝き、

2016年度も2013Vntが４度目のNo1に輝いた“エス”

その2013年があまりにもすばらしかったので、ジャンフランコ氏はスペシャルキュヴェを作成！
このスペシャル・キュヴェは、エス・リゼルヴァとして平均樹齢90年の単一畑から収穫した葡萄のみを使い、通常のエスよりも樽熟、瓶熟期間ともに長く熟成させたものです。
イタリアワインの頂点を極めたエス2013以上に手間を掛け造られたエス・リゼルヴァ。
生産本数は約2000本と極少量です。

　

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産地 ： イタリア、プーリア州（１６）、ターラント 格付け　：　プリミティーボ・ディ・マンドリアDOC 生産者 ： ジャンフランコ・フィノ氏 醸造家　：　ジャンフランコ・フィノ氏 品種 ： プリミティーヴォ １００％(9ha) 平均樹齢 ： ９０年 土壌　：　テラ・ロッサ土壌 醸造　：　樹につけたまま軽く乾燥させた果実を手作業にて収穫。2度の厳しい選果を行い、木製発酵槽にてマセラシオン、発酵。マセラシオン中は日に2度のデレスタージュ。毎日バトナージュを行いながらフレンチオークバリック(新樽率50%)にて12ヶ月熟成。瓶熟18ヶ月。 アルコール度 ： １７．５％ 容量　：　７５０ｍｌ 生産本数　：　２，０００本 味のタイプ ： 赤ワイン、フルボディ 希望小売価格　：　\20,100． 　：　有機栽培

紫がかった深いルビー。ブラックベリーやプラムなどの黒果実やレーズンなどドライフルーツの香りに加え、バラなどの花、バニラ、チョコレート、黒胡椒など芳醇かつ複雑なアロマ。タンニンは完熟しており非常に滑らかな質感。
目の詰まった重厚感の有る果実味を綺麗なミネラルとまろやかな酸が支え、濃厚ながらもエレガントな味わい。余韻も非常に長く、リッチで官能的な果実味が長く続きます。

	ジャンフランコ・フィノはプーリアのターラントで2004年よりワイン造りを始めた生産者です。プリミティーヴォ約9ha、ネグロアマーロ1haの畑を現在所有し、プリミティーヴォの畑には樹齢60年以上の古樹が植わります。 ガンベロ・ロッソ最優秀栽培家とはいえ、別段特別な栽培方法を用いているわけではなく、基本的な栽培を、只々丁寧に行なっているだけです。しかしその丁寧な栽培こそが普通の人には真似の出来ないほど気の行き届いたジャンフランコ・フィノの専売特許。 もちろん化学肥料は一切使いません。万が一病気が発生した場合には自然に負担のかからない有機物由来のものを使用します。
	仕立てはこの地の伝統であるアルベレッロを採用。傘のように巻きつけられた葉により、南イタリアの強い日差しから葡萄が保護され、また幹を低く剪定しあまり雨の降らないこの土地でも葡萄全体に水分が行き渡ります。 畝の感覚は1.4ｍに固定、全ての畑、全ての樹に対して芽かきを行い、新梢の数を4つに均一化します。新梢に付ける房は2つ。また6〜7月には房半分を切り落とすため、最終的には一つの木から約400gしか収穫できません。 収穫は手作業で選別しながら行い、小さい籠に入れ、低温で管理されたトラックにてワイナリーまで運びます。 この徹底した畑仕事により産み出された驚くほど糖度の高い、完熟した葡萄を使うことにより、アルコール度数が16.5%もありながらとてつもなくまろやかかつ、濃厚な味わいのワインが産み出されるのです。

◆ 参考　“エス ” についての【各ワインガイド評価抜粋】

ドゥエミラヴィーニ2012 Primitivo di Manduria ES 2009…5グラッポリ ESは、たとえブラインドで飲んだとしても我々を感動させてくれるでしょう。流行ではなく、親しみやすいスタイル。真面目に仕事した生産者のおかげです。プーリアの中でもプリミティーヴォは他の高級イタリアワインに引けをとらない存在で、その中でもエスは一際輝いている。 ドゥエミラヴィーニ2013 Primitivo di Manduria ES 2010…ジャンフランコ・フィノ＝葡萄栽培家。栽培家というのは職業を表すだけでなく、その言葉の中に本人の意志も現れている。ワインは醸造所ではなく畑から造られるものであり、収量を少なくした樹齢の高い畑でジャンフランコの細やかな仕事が行われます。プリミティーヴォとネグロアマーロの魂を引き出し、イタリア国内外にプーリアの声を轟かせている。2010はESのみ提出された。妥協を知らない、彼の勇気を表す驚きのワインだ。表現豊かでまさにフロイドの提唱したESの定義が液体になったようなワインだ。 　 　 ガンベロ・ロッソ2012 Primitivo di Manduria ES 2009…3ビッキエーリ 2004年に樹齢の高いアルベレッロ仕立てのプリミティーヴォからワインを造り始めたジャンフランコ・フィノはかなり進歩しました。土壌は石灰質とテラロッサで、収量を非常に制限し、熟成のバリックにも拘ります。エスは地中海らしいワインでありながら、フレッシュさも感じられ、黒色果実やクッキー、ココア、イナゴ豆の香りが感じられ、口中ではまろやかでリッチ。フレッシュさに支えられ、柔らかすぎず活き活きとし、余韻も長い。 ガンベロ・ロッソ2013 Primitivo di Manduria ES 2010…フィノ夫婦は妥協のないクオリティーを求め続け、誠心誠意仕事を行い、自分たちの選んだ道を邁進している。ES2010は今まで彼らが作ったワインの中で一番良い。ユニークなワインで、魅了された。 　 　 ヴェロネッリ2012 Primitivo di Manduria ES 2009…スーペル3ステッレ★★★　95点 ジャンフランコ・フィノはイタリア南部の有望な生産者の一つだ。2004年の設立当初から印象に残るワインを造り続けています。エスは稀な風格を備え、ストラクチャーもしっかりとしている。アルコール度数も高いが上品です。 ヴェロネッリ2013 Primitivo di Manduria ES 2010･･･フィノ夫婦のワイナリーはイタリア南部の興味深い会社だ。設立当初から個性的なワインを造り続け、注目を浴びている。プリミティーヴォの他にネグロアマーロも造っているが、生産量が少なすぎて市場の混乱を招くためガイドには提出していない。しかしそのワインも素晴らしい。 　 　 エスプレッソ2012 Primitivo di Manduria ES 2009…5ボッティリエ 18/20 プーリアの生産者の中でも高い評価を受け、注目を浴びているジャンフランコ・フィノは、情熱や野心を持って仕事に望んでいる。今年の地中海のベストワインの一つだ。 エスプレッソ2013 Primitivo di Manduria ES 2010・・・イタリア国内で高い評価を得ているジャンフランコ・フィノは同世代の中で非常に優れたワインメーカーです。マンドゥーリアの樹齢の高いアルベレッロ仕立ての畑でレベルの高いワインを造っている。 　 　 スローワイン2012 Primitivo di Manduria ES 2009…GRANDI VINI ESはモダンなワインです。パワフルであり、ストラクチャー、酸味やミネラルのバランスとタンニンの上品さが感じられ、余韻も長く高級感あふれるワインだ。ワインがジャンフランコ・フィノの細かい仕事ぶりを物語っている。2009は難しい年だったので、生産量が2/3になってしまった。しかし顧客の期待を尊重し、妥協せず質の高いワインを作り上げた。 スローワイン2013 Primitivo di Manduria ES 2010:・・・アルベレッロ仕立ての古い畑を購入し約10年前に創立されたジャンフランコ・フィノのワイナリーはすぐに成長しプーリアの話題となった。ジャンフランコは奥さんとともに細かい畑仕事を行い、短期間で素晴らしい評価を得た。JOは2009は生産者の納得がいかずリリースされず、2010ヴィンテージはすぐに売り切れたので試飲ができなかった。ES2010は今年も素晴らしい。ストラクチャーが力強いが、香りや味わいがとてもエレガントだ。果物からスパイスまで何種類ものブーケが広がる。樽の使い方が上手い証拠だ。 　 　 ルカ・マローニ2012 Primitivo di Manduria ES 2009…96点 柔らかいマラスキーノチェリーの甘さが溢れ、果実の完熟感、凝縮感が感じられます。豊かで力強いタンニンはグリセリンと綺麗にバランスが取れ、まろやかで柔らかい。今年のベストイタリアワインの一つだ。綺麗に醸造され、技術も完璧だ！脱帽！！ 　 そして、イタリアのワイン・ジャーナリストのチェーザレ・ピロン氏が上記ガイド「ガンベロ・ロッソ」、「ヴェロネッリ」、「ルカ・マローニ」 、「ドゥエミラヴィーニ」、「エスプレッソ」の5誌に掲載されたスコアを500点満点換算にしてランキングにするMF Gentleman誌の企画「イタリア赤ワインTop100」にてエスが総合得点のNo.1に輝きました。 　 また、最新2013年度版の同企画内でも、 2010ヴィンテージが、前年を上回る476.5点を記録し、 2位以下に5点の大差をつけるぶっちぎりの1位を獲得！ 　 ちなみに、上記５誌にスローワインを加えた全イタリアワインガイドで最高評価を獲得したのは、 エスとサッシカイアの２本のみです。

ジャンフランコ・フィノ氏のワイン
●　i-0591　ジャンフランコ・フィノ、　“　セ　”
● i-0589　ジャンフランコ・フィノ、　“　エス　”
● i-0590　ジャンフランコ・フィノ、　“　ヨ　”

ＨＰ⇒　http://www.gianfrancofino.it/