仕立てはこの地の伝統であるアルベレッロを採用。傘のように巻きつけられた葉により、南イタリアの強い日差しから葡萄が保護され、また幹を低く剪定しあまり雨の降らないこの土地でも葡萄全体に水分が行き渡ります。
畝の感覚は1.4mに固定、全ての畑、全ての樹に対して芽かきを行い、新梢の数を4つに均一化します。新梢に付ける房は2つ。また6〜7月には房半分を切り落とすため、最終的には一つの木から約400gしか収穫できません。
収穫は手作業で選別しながら行い、小さい籠に入れ、低温で管理されたトラックにてワイナリーまで運びます。
この徹底した畑仕事により産み出された驚くほど糖度の高い、完熟した葡萄を使うことにより、アルコール度数が16.5%もありながらとてつもなくまろやかかつ、濃厚な味わいのワインが産み出されるのです。
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