ヨランダとヴァレンティーノ・ミリオリーニが経営するポデーレ・ロッケ・デイ・マンゾーニ社は40ヘクタールのブドウ畑を所有しています。同社はランゲの中心であるモンフォルテ・ダルバに位置し、伝統的なワイン製法にしたがってつねに一級ワインの生産に励んできました。
経営していたレストランが「ミシュラン一つ星」にまで認められていたにも関わらず、ワイナリーの経営を創めたヴァレンティーノ夫妻。突然の転身で、外部の者が違った業界で成功することは困難を極めました。しかし、ヴァレンティーノ氏の意欲と、レストランを経営されていた氏ならではの視点によって、それを覆したのです。
ヴァレンティーノ氏は収穫量の制限、近代技術の導入等を実施し、常に職人としての向上心と消費者側からの広い視野を持ち合わせていました。
そしてこのこだわりは、それまでの「痩せていて渋く、わかりにくい」バローロではなく、誰にでもわかりやすい凝縮度の高さを持つ、ふくよかでリッチなスタイルのワインを生み出したのです。
新樽に負けない、パワフルなマンゾーニのスタイルは、日本でも圧倒的な支持を得ています。
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ワイナリーの合計40ヘクタールの畑は4つのぶどう園。
ロッケ・ディ・マンゾーニ(15ha)
マドンナ・アスンターラ・ヴィラ(10ha)
サント・ステファーノ・ディ・ペルノ(6ha)
チャボット・ダウグスト(9ha)
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