産地 ： イタリア、トスカーナ州
生産者 ： サン・ルチアーノ社
ブドウ品種 ： サンジョヴェーゼ８５％、モンテプルチアーノ１５％
熟成　：　ステンレスタンク熟成：フレンチオーク（3-4年もの多目）2-3ヶ月
生産量　：　本
アルコール度 ：　１４．７％
味のタイプ　：　赤ワイン。ミディアムボディ
(2004)｢ラマルコッナ･デル･ベーレベーネ 2007｣ オスカー

木苺のような少し野生的な果実の香りに、樽のニュアンスがほのかに。口に含んでみるとイタリアらしい完熟した果実味と、樽で骨格を与えられたボディがしっかりと感じられます。一方でしっかりとした酸もあるので飲み飽きすることなく１本通して楽しめます。

　

　

　トスカーナのモンタルチーノとモンテプルチアーノの間の隠れた名醸地、モンテ・サン・サヴィーノにテヌータ・サン・ルチアーノは位置します。約１００haから生産されるワインの殆どは地元でバルクで販売されてしまうという。一番良い収穫の一部のみ瓶詰めして販売しているのだそうですが、このチョイスしたワインに使う樽はアンジェロ・ガヤが使用している最高級の「ガンバ社」のものだという。それだけこの瓶詰めされるワインにかける意気込みには並はずれたものがあり、そのポテンシャルも相当なモノだということがわかります。
インポーターで、このサン・ルチアーノのワインを取扱いはじめたのは、お得意先からの問い合わせによるものだそうで、この蔵の評判は実際飲まれた方々から静かにくちコミで広がっているようです。
体験した人だけが知る品質と価値あるプライスのワイン。有名になり、価格が高騰しないうちに試していただきたいワインです。