Wine List [ G-039 ]

 

  

 

アギオルギティコにカベルネをブレンドした
モダン・グリーク。

テッサロニキ国際ワイン・コンペレィションで
No1赤ワインに耀いた実績

 

NYの高級ギリシャ料理にはもちろん、
有名シェフNobuの「Matsuhisa Mykonos」にもオン・リスト!
ギリシャ料理は日本ではあまり馴染みのないものだが、アメリカでの人気は目を見張るものがある。
特にニューヨークでは地中海料理がトレンドで、ギリシャ料理とイタリア料理のフュージョンなど
個性的な創作料理を提供する高級料理店が続々とオープンしている。
そのようなレストランのワインリストには高級フランスワインと一緒に
必ずといってよいほどこのスコーラスのワインが載っています。

また、ニューヨーク在住の世界的に有名な Nobu こと、
松久信行氏がギリシャ、ミコノスにある4ツ星ホテルに夏だけオープンする
Matsuhisa Mykonos 」でもスコーラスのワインが扱われています。

 

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ドメーヌ・スコーラス、メガス・エノス
ネメア・ 

Domeine Skouras. 2005 Megas Oenos
Vins de Pays du Peloponnes


産地 : ギリシャ、ペロポンネソス半島(グリーン)
格付け : ヴァン・ド・ペイVdp(トピコス・イノス)
生産者 : Dm.スコーラス(ジョージ・スコーラス)
ブドウ品種 : アギオルギティコ80%、カベルネソーヴィニォン20%
樹齢 : 約60年(アギオルギティコ種)
単位収量 : 24hl/ha
醸造・熟成 : 手摘みの葡萄を破砕・除梗後、天然酵母で150hlのステンレスタンクで25℃14日間アルコール発酵。発酵中のルモンタージュは一日2回行う。その後フリーラン・ワインのみアリエ産バリック(新樽100%、ミディアムロースト)に移しマロラクテック発酵。3ヶ月おきに澱引きを行い、20ヶ月熟成。無清澄、無濾過で瓶詰め。さらに6ヶ月瓶熟成させ出荷。
平均生産量 : 約40,000本
アルコール度 : 13.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。フルボディ

2000Vntは、第7回テッサロニキ・ワインコンペティションでNo1の赤ワインに耀いた実績があります

紫がかった深い赤色。チェリーなどの赤い果実の香りとタバコ、杉、なめした皮の印象。そして繊細なヴァニラのタッチもあります。スモーキーで豊潤な果実味。きれいな酸と馴染みつつあるしっかりしたタンニンのバランスの良さも傑出しています。永遠に続くのでは?と思わせるアフターにカベルネ由来の黒スグリの果実実がそのフィネスとともに心地よい。
Megas Oenosとはギリシャ語で『偉大なるワイン』を意味するそうですが、その名にふさわしい上質の傑作。

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ドメーヌ・スコーラス
ドメーヌ・スコーラスは1986年、ペロポンネソス半島東部のネメア地方にジョージ・スコーラスによって創設された。3000年以上の歴史を持つペロポネソス半島はホメロスによると、 “アンペロエッサ”「葡萄畑のメッカ」と呼ばれ、ギリシャで最も重要な葡萄栽培地とされている。殊にネメア地方は近年、その美しい海岸線やアテネからのアクセスの容易さ、古代遺跡の魅力があいまって、ギリシャで最も注目されるワイン産地となった。
 

1980年代前半まではギリシャワインのイメージは圧倒的に「レツィーナ」であった。ギリシャワインの品質が決定的に向上したのは1985年頃と言われている。当時フランスで正式な訓練を受けた一群の栽培学者と醸造学者がギリシャに帰国したことに始まり、野心的な投資家の資本投下も手伝い、それまでのギリシャの伝統的ワイン造はモダンな造りへと潮流を変えていった。

ジョージ・スコーラスもモダンなワイン造りをフランスからギリシャに持ち帰った一人である。1980年代初頭、彼はフランスのディジョン市にあるディジョン大学に留学し農学を専攻した。留学中、親交の深い醸造家にブルゴーニュのワインを紹介され、その味わいに強い印象と直感を受け、彼のディオニソス的部分が強まりワイン造りに興味を持つようになった。そして専攻を農学から醸造学に転向し、ワイン造りの基礎を学ぶことになったのだ。卒業後は、シャンパーニュ名門のクリュッグやボジョレーきっての優良ネゴシアン・ ルイ・テット、またイタリヤのワイナリーで勤務し現代の醸造基礎を学んだ。帰国後の1986年、ジョージ・スコーラスはドメーヌ・スコーラスの前身ワイナリー「ピルゲラ Phyrghella」をアルゴスArgos近郊の小さな町に設立した。アルゴスは古い歴史を持つ都市で、ネメア渓谷とミケーネのちょうど中間に位置する。ワイナリー設立から2年後の1988年、ジョージ・スコーラスはネメアを代表する黒葡萄アギオルギティコと国際品種カベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしたワイン『メガス・エノス』を発表した。アギオルギティコに他品種をブレンドするという事は当時のギリシャでは非常に斬新的なことであった。『メガス・エノス=偉大なるワインの意』は瞬く間にギリシャ国内だけでなく国際的にもそのワインの品質の高さが絶賛された。

1996年、ジョージ・スコーラスは海抜700メートルに位置するギムノGhymno村に新たに醸造所を建設した。ギムノ村は<O.P.A.Pネメア>でも屈指の銘醸地であり、樹齢50年のアギオルギティコ・ヴィエイユ・ヴィーニュが完熟する場所。現在、このドメーヌきっての旗艦ワイン『メガス・エノス』はギムノ村にある自社畑のアギオルギティコ・ヴィエイユ・ヴィーニュから造られている。
ここ15年たらずで、ジョージ・スコーラスはギリシャワインの第一人者になった。
それは、
第一にテロワールを重視したワイン造りが成功していること
第二に、自社畑で栽培した葡萄(一部親交の深い地元の葡萄栽培者から葡萄を購入している)を使用して醸造し瓶詰めする元詰めワイン(エステート・ボトリング)という、当たり前のようで当時のギリシャではまだ当たり前ではなかったコンセプトをフランスより持ち帰り、実現させたことによる。
ペロポネソス半島、その輝かしい過去の栄光が残した古代遺跡が豊富なこの地域では、何世紀にもわたって葡萄栽培が行われてきた。
今日、ドメーヌ・スコーラスは、この地最高のテロワールに自社葡萄畑と近代的な醸造施設を有し、アギオルギティコ、ロディティス、モスコフィレロなどの土着品種だけでなく、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなどの国際品種からテロワールを完璧に表現した秀逸ワインを造っている。

ドメーヌ・スコーラスのワイン

 G-035 Dm.スコーラス、キュヴェ・プレステージ 白

  G-036 Dm.スコーラス、キュヴェ・プレステージ 赤

  G-037 Dm.スコーラス、ネメア サン・ジョルジュ

  G-038 Dm.スコーラス、ネメア グランド・キュヴェ

  G-039 Dm.スコーラス、メガス・エノス


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