Wine List 【 D-3640 】
2004Vnt 1530本、2005Vnt 1200本、2006Vntなどは、 たった 552本と生産量僅か!
ドイツでのピノ・ノワールの歴史は古く、1135年にブルゴーニュのシトー派によって伝えられたとされています。数百年前までは、モーゼル渓谷も他の北部の地域と同様、黒ブドウが大半を占めていました。しかし、ドイツの冷涼で痩せたテロワールでは多くの収量を保つことは出来ず、需要と供給のバランスが崩れ次第に品質の悪いピノが量産されるようになり、その名声を失うことになります。 近代に入りようやくテロワールが見直され、良質なクローンを使用した低収量、高品質なワインが再び生み出されるようになりました。そして、この恵まれたテロワールから生まれるワインは、急速に評価を高めています。 現在では、地球温暖化による影響でピノ・ノワールの産地は北上すると予測されており、今後のピノ・ノワールの名産地として大きく注目されています。
ドイツでのピノ・ノワールの歴史は古く、1135年にブルゴーニュのシトー派によって伝えられたとされています。数百年前までは、モーゼル渓谷も他の北部の地域と同様、黒ブドウが大半を占めていました。しかし、ドイツの冷涼で痩せたテロワールでは多くの収量を保つことは出来ず、需要と供給のバランスが崩れ次第に品質の悪いピノが量産されるようになり、その名声を失うことになります。
近代に入りようやくテロワールが見直され、良質なクローンを使用した低収量、高品質なワインが再び生み出されるようになりました。そして、この恵まれたテロワールから生まれるワインは、急速に評価を高めています。
現在では、地球温暖化による影響でピノ・ノワールの産地は北上すると予測されており、今後のピノ・ノワールの名産地として大きく注目されています。
産地 : ドイツ、モーゼル・ザール・ルーヴァ地域、ベルンカステラー・クエス市 生産者 : ターニッシュ博士家 畑の面積 : 0.22ha(海抜:220m) Lieserer Schlossberg畑 ブドウ品種 : ピノ・ノワール 平均樹齢 : 8年 単位収量 : 52hl/ha(2004年)、40hl/ha(2005年)(手摘み収穫) 年間生産本数 : 1530本(2004年)、1200本(2005年)、552本(2006Vnt) 2007ヴィンテージは1,350本 等級 : クー・ベー・アー(Qba) 品質分類はQ.b.A.であるが、2005Vntなどは収穫時のエクスレ度は「102」とアウスレーゼ(Q.m.P.)のレベルに達していました。 醸造 : 手摘み房分け。除茎・破砕後、ステンレスタンク醗酵(22度で6日間)。1日6回のピジャージュ。1週間置きバリックへ。 熟成 : フレンチオーク樽 12ヶ月(225l、50%新樽)後瓶詰め。清澄剤使用無し。瓶熟成9ヵ月 アルコール度 : 14.0%(2007Vnt) A.P.Nr : 2 576 742 001 10 容量 : 750ml タイプ : 赤ワイン。 ミディアムボディ 希望小売価格 : ¥3,675.
完熟したブラックベリーのアロマに青々としたハーブ香や森林の香りが漂います。鉱物質、土、動物的な要素も繊細にまとまり、複雑なフレーバーと味わいが一直線に伝わる、洗練されたピノ・ノワールです。
『ベルンカステーラー・ドクトール』*。この名前を聞き、先ず頭を過ぎるのがドイツ屈指の作り手、Dr.H.ターニッシュ。
その歴史は350年以上も昔にさかのぼります。ドクトール畑はドイツで最も高値な畑として知られ、蔵が所有する7.5haに及ぶ畑は、ドクトールの中でも最も優良とされるモーゼルの中段に広がります。19世紀中盤には既に高い名声を得、国際的なオークションで破格の価格にて取引が開始されるようになります。
現オーナーは、マルグリット・ミュラー−ブルクグラーフ女史。Dr.ターニッシを世界的な舞台に登場させた、かの名匠Dr.フーゴ・ターニッシュの孫娘にあたります。 蔵では、ドクトールを合わせて、23ヘクタールの土地でリースリングを栽培、赤ワインの生産量は全体の5%程で、2%がピノ・ノワールの畑になります。
*Berncasteler Doctor … トリアー2世Prince Boemund が1360年に大病にかかった際、この畑のワインを飲み回復したとして、彼によって「Doctor 医者」と名づけられた銘醸畑。