WineList 【 F-8847_05 】

おばぁちゃんのガレージから生まれる
パスカル・シャロンさんの真摯なワイン


価格はイメージを
クリックして
ワインプライスリストで

パスカル・シャロン
アルコル・ェ・ ミザール
コート・デュ・ローヌ 赤

Pascal Chalon
2008 & 2011
ALCOR & MIZAR
Cotes du Rhone AC 


産地 :フランス、コート・デュ・ローヌ地方南部
格付け : コト・デュ・トーヌAC
生産者 : パスカル・シャロン
ブドウ品種 :シラー60%、グルナッシュ40%
平均樹齢 : 20年
収穫量 : 35hl/ha
醸 造 : 20〜30日間に及ぶ醗酵期間。ノン・コラージュ、ノン・フィルター
アルコール度 : 14.0%
年間生産量 : (2004年は2,400本)
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。ミディアム〜フルボディ
ビオデナミ
 

2004Vntに「グラン・ウルス」の弟分として、ACコート・デュ・ローヌ「プチ・ウルス」として初リリースされたキュヴェ。
2005年はラヴェルもワイン名も一新。「アルコル・エ・ミザール」として新たなスタートを切りました。

8月(2007/08)に開かれたインポーターの試飲会の会場には来日中のパスカル・シャロンさんもおり、お話を伺いながら、テースティング。

P・シャロンさんの畑の葡萄。左:シラーと中・右下:グルナッシュ
 
試飲の前に、シャロンさんが持参した葡萄、2種類をつまんでみました。シラーは鋭く、強く、輪郭のはっきりした大柄な味わい。グルナッシュはふっくらと柔らかく優しい味わい。あまりにも個性の大きな違いに今更ながらビックリ!そして、その甘さにまた、ビックリ!いままでつまんだワイン用のブドウの中でもこれだけ糖分の乗ったブドウは初めてでした。
2005Vntはボルドーのみならず、フランス全土で素晴らしいとされるヴィンテージで、この「アルコル・エ・ミザール」も一回りスケール・アップした感じでした。

 


ドローム県のサン・ロマン・ド・マルギャルドとチャレットの間に12ヘクタールの畑を所有するパスカル・シャロンさんの名前は、国外はおろか国内でも全く知られていない。今まではわずかの友人と家族のためにワインを販売していただけで、店には売っていないし、もちろん看板もない。ドメーヌは電話も通っていないおばあちゃんの家の倉庫。まさに完全なるガレージワイン。
収穫したブドウの大半をヴィッサンの共同組合に販売していたのですが、1999ヴィンテージがあまりにも良く、知人の薦めもあり、この年から特に選別したブドウのみを使い、初めて外販用にとワインを造ったのです。しかもその醸造所はガレージを改造したお手製のモノと言います。ですから2001ヴィンテージなどは生産量は僅か2,400本だけ。
ブドウ畑では、グリーン・ハーベストを行い、全ての作業工程は月の満ち欠けによって時期を決めるビオデナミの方法に則り行われ、もちろん無農薬です。パスカル・シャロンさんは、自分で本当に納得する味を作るまで努力を惜しみません。

 


工具もある醸造場のガレージ


左がパスカル・シャロン。
右は友人のヴァンサン・ロッシェットさん
Dm.ロッシュ・オードラン

 


タンク作業(ガレージ内)

こんなマニアックなすごいワインを日本に紹介してくれたのは、ローヌ在住の高瀬順さん。
彼女は常にローヌ南部の優良なブドウ栽培農家を探して徘徊して、農家との信頼の築いてきた女性。彼女の努力なしには、このようなワインに巡り会うこともなかったでしょう。


ミザール MIZAR
つるちゃんのプラネタルムから引用

位置:
おおぐま座の北斗七星を構成する7個の星のうち、ひしゃくの柄から2番目にある2等星の星がミザールです。北斗七星は北極星の近くにあるので、年中ほとんどいつでも見ることができるのですが、宵の空に北東の空から昇ってくるのは早春の頃です。
目だめしの星:
2.2等星のミザールをよく見ると、すぐそばに4.0等星の小さなアルコルという星がくっついていることがわかります。この星は肉眼で見ることのできる2重星として有名なのですが、両者は偶然に同じ方向に見えているにすぎません。ミザールとアルコルは、昔アラビアで兵隊の視力検査に使われたのだそうです。

ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。