ヴァンサン・ロシェットは当初、協同組合にぶどうを販売をしてましたが、1998年にドメーヌ・ロッシュ・オードランとして醸造所を設立してからはワインを著名なネゴシアン、ジョン・ルイ・シャーブ、ギガル、ヴァン・ドゥ・ヴィエンヌなどの顧客に販売をするとともに、2000年からはドメーヌ・ロシュ・オードランのワインとして販売するようになりました。
祖父によって開拓されたヴィザンとビュイッソンの畑に植えられているのは、樹齢100年にもなるカリニャンやグルナッシュであり、シラーは40年以上とのことです。
畑でのぶどう栽培は自然派!化学肥料や除草剤などの使用は一切なし!そして更なる秘密はヴァラエティに富んだ土壌の質です。粘土層、小石層、石灰土壌、砂質土壌泥質などアルプス山脈の土壌起伏やローヌ川からの影響、またこの地一帯がその大昔は海底土壌の部分でもあったことなどが影響し、複雑さをもった味わいのワインが出来上がります。かなり樹齢の経過した古木を有機栽培するのは手間隙がかかり大変な作業ですが、彼は情熱を持ってそれを実現しております!収穫されたぶどうは一度低温浸漬され、ぶどうが持つ天然酵母のみで醗酵が始まるので、土壌のもたらすアロマたっぷりなワインに仕上がります。
ローヌ地方の若い生産者達のグループであるDomaines
d’Excellance ドメーヌ・デクセランスに属し、長年ムートン・ロートシルトで醸造技術責任者であったクリスティアン・プリュドム氏のアドヴァイスを受けながら、日々品質向上のための努力を惜しまない情熱溢れるヴァンサン・ロシェットのワインです。
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