Wine List 【 F-8396 】

ミッテラン元大統領のお気に入りのシャトー・ド・カンテラーヌ
20年以上に渡る年月に磨き上げられたリヴェザルト


標準小売り圧覚
木箱入り

価格はイメージをクリック
してワインリストで

シャトー・ド・カンテラーヌ
リヴェザルト

Chateau de Canterrane
1976 Rivesaltes A.O.C


 

産地 : フランス、ラングドック・ルッション地域、A.O.C. リヴザルト(VdN.
生産者 : シャトー・ド・カンテラーヌ
品種 : マカベウ100%
アルコール度 : 15.5%
年間生産量 : 12,000 本
単位収穫量 : 45hl/ha
瓶詰め : 1984 年
味のタイプ : 白・甘口

エッジにほのかに黄色が入る、透明感のある琥珀〜マホガニーの色合い。グラスからまず立ち昇ってくるのは、紅茶やカンゾウのような、気持ちをゆったりとリラックスさせてくれるような香り。それに続き、杏などのドライ・フルーツやナッツ、カラメル、リンゴジャム、スパイス、シガーなどが複雑に絡み合って現れ、最高級の紹興酒を思わせる熟成感のある香りが続きます。
アタックはとても優しくスムース。この種のワインにありがちな若干の刺激を伴うような酸化したニュアンスは感じられず、十分にこなれて飲み易くなっています。ドライフルーツ、くるみなどのナッツ、オレンジピールのニュアンスが次々に姿を現し、味わいも複雑。リキュール漬けのドライフルーツがタップリ入ったパウンドケーキを想わせます。甘味・酸・ほど良い苦味のバランスが素晴らしく、心地よい余韻がジーンと口中に、そして喉に染み渡り、アフターには皮のニュアンスも。
理想的な環境の下、20年以上に渡る年月に磨き上げられた味わいは説得力十分。まだまだ厚みもあり、今後の長熟の力が感じられます。

 

私(オーハシ)にとって、シャトー・ド・カンテラーヌはとても勉強させられた思いでのワイン一つなんです。いつ頃だったか?・・・ 多分、1990年前後?そんなころ。ある試飲会で、出会ったのが、1977と1999のヴィンテージのシャトー・ド・カンテラーヌ。ACコート・ド・ルーションのスティルワインです。ソノ時に今までにない熟成香の素晴らしさに驚きました。不思議な時の経過を感じ、“ふわー”としたものでした。
聞く所によると、1997に時の仏大統領のミッテランは、南仏ピレネーの麓のある美術館のオープニングセレモニーに出席した折に出会い、虜になりさっそく大統領のワインリストに加えさせたといいます。
このリヴェザルトは、「ヴァン・ド・ナチュレ」ですので、スティルワインとは同列にできませんが、それでも「シャトー・ド・カンテラーヌ」の名には“シビレ”ます。
20年以上ひっそりと寝かされていた貴重なリヴザルトの古酒。インポーターが2004年2月にモンペリエを訪問した際に、シャトーから分けてもらったものだそうです。1995年のマコン・コンクールをはじめ、過去に数々の賞を獲得してきたこの高品質のリヴザルトを、インポーターの担当者は「今後50年は熟成に耐えられる程のポテンシャルを持っている」と絶賛!
 これから寒さの厳しくなる年末にかけて、暖かい部屋の中で、この美しい琥珀色のワインの入ったグラスを傾け、香りを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすのは如何でしょうか。1本入り木箱入りですので、贈り物としても最適。

ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。